2017年5月25日木曜日

【疑問】スバル・アイサイトは日立製じゃなかった?【自動ブレーキ】

スバルを代表する技術といえば、自動ブレーキの「アイサイト」。目の前の対象物が歩行者であっても、自動ブレーキが作動するなど性能に優れてる。白線も認識し、自動的にハンドル操作も行ってくれる代物。もはや半自動運転の域に達していると言ってもいいか。

このアイサイトの性能の高さを実現しているのが、ルームミラー両脇に設置されているステレオカメラ(2つのカメラ)の存在。ただカメラそのものはスバル製ではなく、実は日立製と言われています。

でも実はスバル・アイサイトに使用されているカメラは日立製ではなかった?というお話。



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現在のアイサイトは日立オートモティブシステムズ製


結論から書くと、2017年5月現在はアイサイトに使用されているステレオカメラは日立オートモティブシステムズ製。つまりは「アイサイトは日立製」という情報は正しいです。

アイサイトは2017年5月現在までにバージョン3まで進化しているわけですが、最初にスバル車に初期アイサイトが搭載されたのが2008年のレガシィ。先々代レガシィ末期の頃に投入されたことを考えると、アイサイトも10年目に突入しようとしており意外と歴史は古い。

自動ブレーキそのものが普及し始めたのが、ここ数年の話。しかも自動ブレーキが普及した最初は赤外線レーザーのような性能が低いものばかりだったにも関わらず、スバル・アイサイトは当初からステレオカメラを搭載したシステムを導入してた。

そう考えると約10年前から自動ブレーキに力を入れていたスバルの先見の明に驚くばかり。

2016年末には既にアイサイト搭載車のスバル車は累計100万台を突破してるのもうなずけます。インプレッサ乗りはオッサンばかり?という記事も書きましたが、スバル車の購入者は年配の方々が多いので「安全性」が重視されるのもうなずけます。

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スウェーデンのオートリブ製に変更される予定?


ただアイサイトで使用されているステレオカメラは、もしかすると日立オートモティブシステムズ製ではなくなるかも知れないらしい…というのが今回の記事の本題。

2020年ごろ投入を目指すアイサイトの次世代システムではステレオカメラの調達先をスウェーデンの自動車部品会社、オートリブに変更することも検討していることが、事情に詳しい関係者への取材で分かった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-05-17/OQ2SSE6JIJUQ01
実はブルームバーグという海外の通信社によると、アイサイトに使用されているステレオカメラの調達先を日立オートモティブシステムズからスウェーデンの自動車部品メーカーのオートリブに変更することを考えているとのこと。

日立オートモティブシステムズやオートリブはブルームバーグの記事に対してノーコメントを貫いているようですが、どうやら日立オートモティブシステムズのステレオカメラの性能はイマイチとスバルが考えてるっぽい。

こう書くと少し語弊もありますが、厳密にはスバルはまだまだ日立オートモティブシステムズ製のステレオカメラを採用します。あくまで現時点の話ではありません。例えば、2017年中にアイサイト3のACC(追従クルーズコントロール)の性能を更に高める予定(2017年6月の新型レヴォーグの一部改良で投入されるか)ですが、これはやはり日立製になります。

じゃあ、何故スバル・アイサイトは日立オートモティブシステムズではなく、今後はオートリブ製ステレオカメラを採用するかもしれないという情報が出てきたのか?という話。

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アイサイト4に期待してもよろしかろ?


結論から書くと、2020年頃の登場を予定している「アイサイト4」の存在が大きい模様。更に早まってスバル新型レガシィのフルモデルチェンジ新型フォレスターのフルモデルチェンジを機にアイサイト4が投入される可能性もありそうです。

既に各自動車メーカーが設定する自動ブレーキはACCなど「自動的に止まる」という域を超えつつありますが、この「アイサイト4」は高速道路上でのほぼ完全な自動運転を目標としている代物。

今回のオートリブ製カメラへの変更に関するニュースは、裏返すとそのまま「アイサイト4の進化」につながる。つまりアイサイト4の性能は相当高いレベルに引き上げて開発が進められていることが伺えます。

確かに考えてみると、アイサイトの出発点は「自動ブレーキ」。

自動ブレーキの技術やシステムはあくまで目の前の対象物を認識して、いかに的確に素早く車体を停止できるかを主眼に置いて開発されてるにすぎない。それがイコール「自動運転システム」と直接的に技術が結びつくのかと考えると、決して親和性が高いものとは呼べないのかも知れない。

だからスバル的には今後の自動運転システムをリードしていく場合、敢えて一からステレオカメラの精度やシステムを構築し直す必要はあるのかも知れない。もちろん結果的に引き続き日立オートモティブシステムズ製のステレオカメラが採用される可能性も高いですが、アイサイト4に対して思わず期待に胸が膨らむってもんです。

ちなみに自動車試乗ブログ「カーギーク」に当方は既に引っ越ししてるため、続きの内容は【スバル】新型アイサイト4最新情報まとめを読んでみて下さい。今後はそちらの記事でアイサイト4の最新情報を追記しており、今記事の細かい情報の修正なども行っております。

最初は自分も期待してたものの、どうやらアイサイトの開発者がスバルから立て続けに離職するなどキナ臭い情報もチラホラ。果たしてスバル・アイサイト4の未来はいかに?

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