2017年5月8日月曜日

【車選び】新型車か末期モデルか 結局どっちを購入するのがお得?【考察】

今年も様々な車種がフルモデルチェンジを控えています。逆に考えると、それだけの車種が現在進行系で末期モデルということ。クルマ初心者に分かりやすく言い換えると、発売からかなりの時間が経過した「古い車種」。

初めての車選びでは新車か中古車のどっちを買うべきかという考察記事を随分前に書きましたが、そこで今回は「新型車を買うべきか末期モデルを買うべきか」を考察したいと思います。

やはり新しい新型車がお得なのか、古い末期モデルが意外とおすすめなのか。果たしてどっち?



末期モデルは値引きされやすく、新型車はリセールバリューが高い


まず、それぞれの特徴をザックリととらえておきましょう。

末期モデルは「大幅な値引き」を引き出せることが特徴。ディーラーさんからしたら新型車の発売が控えているので、今保有してる末期モデルを在庫としてできるだけ抱えたくない。もし新型車が発売されたら間違いなく売れ残る。そのため大幅な値引きをしてでも売りたい。

逆に、新型車の特徴は「リセールバリューが大きい」ことが特徴。やはり新しく発売されたモデルだけあって、一般的に中古車店にリセール(売る)した時に買取金額が増える。中古車査定額をアップさせる方法でも触れた気がしますが、年式も含めてクルマは新しい方が商品価値は高いので、その分だけ高額で引き取ってもらえる。

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結局どっちがおすすめなのか?


じゃあ結局新型モデルと末期モデルのどっちを買えばいいのか?

結論から書くと、目的や車種によってどっちが良いかは異なります。末期モデルはリセールバリューを考えずに最後まで乗りつぶしたい方におすすめ。買取価格を期待薄ではあるものの、最初の段階で車両価格を大幅に引き下げてもらえるため、結果的に負担金額が減ってお得になることが多い。

逆に新型車であれば、いずれ乗り換える可能性がある方におすすめ。特に最近は新車の買い方で「残価設定型ローン」で購入する人が増えてる。そうすると「乗り換える」ことが前提で新車を購入してる方も多いはず。そういう場合は基本的に新型モデルを購入する方がお得か。

また新型モデルは見た目が刷新されたり装備品が充実するなど、商品の魅力そのものが向上することが多い。特に見た目やエクステリアに関しては、フルモデルチェンジから4年5年も経過すると古臭くなってしまいがち。

だから敢えて末期モデルを購入すると「残念感」は目立つだけではなく、町中で同車種の新型車とすれ違ったときに、「うわー新型車を購入しておけば良かったー_| ̄|○」と落ち込むこともしばしば。

やはりクルマは最低でも数年単位で使用するものですから、基本的には新型車を購入した方がお得であり精神衛生上でもおすすめできます。

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キープコンセプトなら末期モデルを購入すべき


ただフルモデルチェンジしても見た目があまり変更されない、いわゆる「キープコンセプト」と呼ばれるフルモデルチェンジも多い。例えば、ホンダ・N-BOXのフルモデルチェンジなどが好例。

つまり新型車か末期モデルを購入すべきかどうかの判断は、自分が欲しい車種のフルモデルチェンジ前後を比較することをおすすめします。見た目の変化がどれだけあるのか、また燃費や安全性能がどれだけ向上するのか、内装の質感がどれだけアップするのかetc。

新型モデルと末期モデルを比較して、もしキープコンセプト近い内容であれば新型車の発売をわざわざ待たずに商談し、末期モデルを大幅に値引きしてもらった方がお得になるケースもあります。

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