2017年5月30日火曜日

【2017】CX-5 vs エクストレイル 徹底比較まとめ【ミドルSUVの違い】

先日、スバルから新型XVがフルモデルチェンジを果たしました。SGPと呼ばれるプラットフォームの出来が素晴らしいと絶賛。そこでXVよりややサイズ感の大きいマツダ新型CX-5日産・エクストレイルと比較してみました。

マツダ・CX-5 日産・エクストレイル 車体エクステリア 比較写真
そこで今回はマツダ・CX-5と日産・エクストレイル同士を徹底的に比較したいと思います。マツダ新型CX-5は同じくフルモデルチェンジしたばかりということもあって、比較するタイミング的にはバッチリ。果たしてどっちのミドルクラスSUVがお買い得なんでしょうか?



エクステリアや見た目の違いを比較


最初は内外装の比較から入りたいと思います。

マツダ・CX-5 日産・エクストレイル 車体エクステリア 比較画像
上:マツダ・CX-5 下:日産・エクストレイル(ローグ)
改めて先程の比較画像を貼っておくと、どっちもデザインは対照的。CX-5は丸みを基調としているのに対して、エクストレイルは直線や直角を基調にしている印象。どっちがおすすめのデザインなのかは好みによるので、個人的な見解は割愛。

エクストレイルの発売年は2013年12月と古いものの、2017年6月にマイナーチェンジして見た目がテコ入れされてそこまで古くささは感じさせないか。厳密に言うと比較画像はエクストレイルではなくローグなんですが、全く同じ車種なので許してください。

車体スペックを確認しておくと、CX-5が4545×1840×1690mm(全長×全幅×全高)に対して、エクストレイルが4640×1820×1715mm(全長×全幅×全高)。だからサイズ感はほぼ同じだと思ってたんですが、エクストレイルの方がやや大ぶり。

ただ最低地上高に関しては、CX-5が210mmに対してエクストレイルが195mm。全長が短いことも相まって、よりSUVらしいデザインに見えるのはCX-5か。このあたりの差が車体サイズで違いを感じさせない要因につながってるのかも。

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内装の質感ではCX5がおすすめ


続いては内装を比較したいと思います。

価格帯はCX-5が246万~352万円に対して、エクストレイルは223万~306万円。ディーゼルエンジンを設定してることもあって、最上級グレードだとCX5はかなり割高。ただ普通のガソリンエンジンのグレードも含めると、全体的にはエクストレイルが20万円ほど割安傾向。

この価格帯の違いが内装の質感にもどう影響を与えてるんでしょうか?

マツダ・CX-5 日産・エクストレイル 内装インテリア 比較画像
上:CX-5 下:エクストレイル(ローグ)
結論から書くと、内装の質感はCX-5の方が断然おすすめかなーと思います。

比較画像だと少し分かりづらいかも知れませんが、とにかくCX-5の内装からは安っぽさが見られません。センターコンソールあたりも高級輸入車のそれを感じさせます。特に本革も使用したシートの座り心地はしっとりと実に質感が高い。

またネット上ではあまり評判が良くないマツダコネクトの操作性も上々。メーターパネルの見やすさといった人馬一体感も含めて、CX-5の内装は高いレベルで実現されている。画像からだと分かりませんが、Aピラーは先代CX-5から数cmほど後退させたことで見晴らしも広がってるのもGood。

一方、うねった変則的なデザインこそ飽きさせませんが、エクストレイルの内装はややフツー。今年のマイナーチェンジで見た目と同様にかなりマシに進化したんですが(例えばD型ステアリングなどを採用)、それでも素材のプラスチッキーさというかCX-5よりは安っぽさが目立つかも知れません。

どちらも乗り出し価格は最低でも200万円台半ばぐらいですから、そう考えると多少安いからと言って質感の多寡を見逃せるかというと…。ただエクストレイルの内装の質感が決してダメすぎるということはなく、良い意味でカジュアル。逆にCX-5の内装が異様にコスパに優れてると表現した方が適切か。

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室内の広さはほぼ互角で同じ


内装の質感を比較したので、続いては室内や後席シートの広さを比べたいと思います。サイズ的にはエクストレイルがやや大きかったですが、室内でも同様にCX-5を上回ることができるのか?

CX-5 エクストレイル 室内後席シートの広さ 比較画像
カートップ7月号 小林健 交通タイムス社
結論から書くと、後席シートの広さはほぼほぼ互角です。

カートップさんの比較写真だけ見ると、CX-5はニースペースがやや心もとない。実際、そのことがやや乗降性にも悪影響を及ぼしている面もあります。ただシートがやや立ち気味なことも悪影響を及ぼしているのか、逆にエクストレイルはやや天井が低い。いわゆるヘッドクリアランスがイマイチ。着座位置はどっちも変わらず、全高はエクストレイルの方が高いのに謎。

色んな自動車雑誌のCX-5とエクストレイルの比較記事を読んでも、何故か室内空間の広さだけは評価が定まらない。エクストレイルに軍配を上げてるところもあれば、CX-5に軍配を上げてるところもあったりして正直判断しづらい。

ただ個人的には「居住性の良さ」も比較対象に含めるのであれば、前述のようにシートの座り心地の良いCX-5に軍配を上げたいと思います。購入するか悩んでる方は是非試乗して確かめてみてください。



荷室ラゲッジの大きさは意外にもCX5


続いては荷室ラゲッジスペースの大きさを比較したいと思います。先程の室内の広さを考えると、やはりどっちもあまり大差はないんでしょうか?

CX-5 エクストレイル 荷室ラゲッジの大きさ 比較画像
カートップ7月号 小林健 交通タイムス社
結論から書くと、意外にもCX-5の方が荷室は大きいです。

カートップさんの比較写真からも分かりますが、荷室奥行きはCX-5がエクストレイルより10cm以上優勢らしい。エクストレイルは荷室幅こそエクストレイルは出っ張りが小さい分だけ健闘してますが、やや荷室の形状が独特。

特にエクストレイルハイブリッドはバッテリーを搭載した結果、荷室床面が高くせり上がってしまうため荷室容量全体でもどうしても不利に働くのが痛い。実際にCX-5の荷室高と比較すると差が約10cmもあるため、正直看過できない違いでしょう。

またCX-5は荷室開口部もスクエア型で広いため、積載性という点でもエクストレイルを上回るはず。スイッチ一つでバックドアが自動で開閉できる電動リフトゲートも採用するなど、トータルの荷室性能でもCX-5をおすすめしたいと思います。

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走りや乗り心地ならCX-5がおすすめ


続いて走りや乗り心地を比較したいと思います。どっちもミドルクラスSUVということで、やはり走りの良さや楽しさは見過ごせない部分でしょう。

結論から書くと、走りはCX-5の方が断然おすすめ

「圧倒的なパフォーマンスを誇る」といった比較記事も散見されますが、走りの質感や動的質感は高め。ブレーキングやハンドリングも含めた総合力が高い。車内の静粛性も高くシートの質感も相まって、どんな凸凹でも華麗にいなしてくれるCX-5の乗り心地は至って上質

またトルクフルなクリーンディーゼルは加速がしっとりと伸びやかで楽しい。当然アクセルの踏み込み量が少なくて済むので、長距離ドライブの疲労感低減にも繋がる。Gベクタリングコントロールも日常域では走行安定性に大きく効果を発揮してることも寄与。再始動音こそやや耳障りですが、ディーゼルエンジン特有の騒音も少ないながらも、同時に吹き上がり音は気持ちよく仕上がってるのも良し。

ただCX-5も完璧ではなく速度が80~100km/h近くまで上昇すると、Gベクタリングコントロールの制御や操舵性に不安感が増してしまうのが難。更にCX-5でスポーティーな走りを求めるのであれば、駆動制御が緻密な4WDモデルの購入がおすすめ。

エクストレイルは、やはり全体的に古さを感じさせる走り。ロードノイズは小さくなく、静粛性もイマイチ。ハンドリングやブレーキングもNISMOモデルでも調整不足感あり。乗り心地も振動が気になるレベル。速度の加減速の調整もやや曖昧。割りと散々な評価が散見。

ただモーター出力は41馬力もあるので、エクストレイルハイブリッドの加速感そのものはパワフル。アクセルを踏み込む楽しさがあり、車重が1.6トンを超えるもののミドルクラスSUVの中では比較的気持ち良い走りを体現してくれてる。それでも少なくともCX5のディーゼルよりは明らかに力不足感はあるか。

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実燃費や維持費の比較


続いては実燃費を比較したいと思います。CX5のディーゼルエンジンとエクストレイルのハイブリッドエンジンはどっちの燃費性能が優れているのか?

結論から書くと、CX-5のディーゼルターボもエクストレイルのハイブリッドも燃費性能はほぼ同程度になります。

カタログ燃費こそエクストレイルHVが勝ってますが、色んな自動車雑誌さんの比較記事を読む限りは、どっちも実燃費は13~16km/L前後に落ち着く模様。多分ガソリン車同士の比較でもほぼ同じぐらいでしょう。少なくとも条件が同じであれば、CX-5もエクストレイルの実燃費では大きな差は出ないはずです。

ただ燃料費という点では、やはり安い軽油で走るCX-5が圧倒的に有利。実燃費が同程度だからこそリッター10円20円の差は顕著に大きく感じられる。逆に、航続距離はややエクストレイルが有利。燃料タンク容量がCX-5が58Lに対して、エクストレイルが60Lもある。一回の給油で走れる距離はエクストレイルに軍配。

エンジン排気量や車重なども大差はないので、自動車税や自動車重量税といった維持費の負担額もCX-5とエクストレイルでは大きな違いは見られないはず。つまり実燃費や維持費の点では、特にお互い気にしなくていいでしょう。

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自動ブレーキや安全性能の比較


ラストは自動ブレーキの比較。マツダ・CX-5は「i-Activesens」を搭載し、日産・エクストレイルは「エマージェンシーブレーキ」を搭載。自動ブレーキの仕組みを見ておくと、前者はミリ波レーダー+単眼カメラ、後者は単眼カメラのみになります。

結論から書くと、CX-5の自動ブレーキがエクストレイルを圧倒してます。CX-5の自動ブレーキはACC(追従クルーズコントロール)やレーンキープアシストなど、とにかく最新機能が満載。それでいて一つ一つの機能の性能もそこそこ水準が高い。

逆に、現行エクストレイルの自動ブレーキは古いタイプ。進入禁止標識検知機能といった珍しい機能は搭載されてるものの、本当に「自動ブレーキしか設定されてない」と言っていいレベル。うーん、ちょっと実力差がありすぎて詳しく比べるまでもありません。

ただセレナに初搭載されたプロパイロットモデルが、いずれエクストレイルにも設定されるはず。それを前提で更にお互いの自動ブレーキを比較してみたいと思います。日産は「半自動運転」をアピールしてますが、その実力はどうなのか?

結論から書くと、それでもCX-5の自動ブレーキ(正確にはACCの性能)が優秀。例えばCX-5は前走車に対してしっかり追従して、スピードの加減速も滑らかで優秀。一方、日産のACCは前走車に遅れることもしばしば。

前走車が停止した場合、どっちも自分で最終的にブレーキを踏む必要があるという点で完成度ではまだまだな部分があるのは確か。それでも現状としてはCX-5の自動ブレーキの方が性能は高め。正直、単眼カメラだけでは周囲の環境の情報収集に限界もあるのかなーと推察されます。

ただレーンキープアシストに関する制御は、日産の自動ブレーキもマツダの自動ブレーキに負けず劣らず優秀。またACC(半自動運転)の起動のしやすさや状況のインフォメーションという点では、むしろ日産の自動ブレーキが上回るかも知れない。

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マツダ・CX-5と日産・エクストレイルの評価・評判・口コミまとめ


以上、マツダ新型CX-5と日産・エクストレイルの比較でした。

やはり発売年が新しいこともあって、全体的な総合力ではCX-5がやはり優勢。正直エクストレイルは次のフルモデルチェンジまで待たないと、現状としては勝負にならないか。「質感」という点では国産SUVの中では間違いなくCX-5はトップクラス。もはや「TOP-1」に改名してもいいぐらいか。

ただ性能に優れている分だけ、CX-5はどうしても割高傾向にある。価格差(お財布事情)も考慮するなら、エクストレイルは十分選択肢に入るのも事実。エクストレイルに際立った武器がないのは事実ですが、それでも4WDの性能も高いので価格とのバランスは良いか。見た目も悪くありませんし、世界的にはエクストレイルの方が人気なのも頷けるか。

だから両者に違いは多い分だけ、クルマ選び的にはそこまで苦労しないはず。自分が一体何を求めてるのかを考えたら、自ずと答えは簡単に導き出されるでしょう。ちなみに他にも「日産エクストレイル vs トヨタC-HR」「マツダCX-5 vs トヨタC-HR」という比較記事も書いてるので良かったらお暇な時にでもご覧ください。

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