2017年5月26日金曜日

ホンダ次期S660 最新フルモデルチェンジ情報【2ドア軽オープン】

ホンダの軽自動車といえば、やはりN-BOX。

このN-BOXは2017年8月にフルモデルチェンジが行われました、まさに販売台数的にも王者と呼べます。ただホンダには他にも軽自動車がラインナップされていて、その中で強烈に異彩を放っているのがやはりS660。

ちなみにS660の読み方は「エスロクロクマル」。


S660はホンダを代表する人気軽オープンカー


S660は軽自動車でありながら、まさかのオープンカー。

しかもミッドシップレイアウトを採用しており、軽自動車らしからなうほどスポーティーに仕上がってる。何と言ってもエンジンが運転席の後ろに配置されているので、クルマの鼓動がドックンドックン自分の近くで脈打ってるようなもの。

S660はまさにエンジンパワーも足回りも車体の剛性感も申し分なしの一台。S660は2015年4月の発売以来、快走を続けてきました。一足早いにも程があるというツッコミはさておき、早くも気になるのは次なる一手。要するに一体いつフルモデルチェンジが行われるのかということ・

ホンダ新型S660 最新フルモデルチェンジ情報
そこで今回はホンダ新型S660のフルモデルチェンジ情報をまとめてみました。2017年2018年時点で検索する人も少ないと思いますが、ほぼ100%憶測のみで予想してみました。テキトーに流し読み推奨。

果たして次期S660は本当に発売されるんでしょうか?





新型S660にフルモデルチェンジしそうにない理由


結論から書くと、S660は一度もフルモデルチェンジすることはないだろうと推測されます。

何故ならS660の販売台数が芳しくないから。同じ理由でダイハツ・コペンも一度もフルモデルチェンジされる可能性は低いか。

先程は「快走を続けてる」と表現しましたが、S660の販売台数を見ると2015年度が12537台に対して、2016年度は8246台。初年度こそS660の販売台数は月販1000台という驚異的な数字を達成してるものの、翌年度は早くも月販700台を割り込んでる。

しかも近々のS660の販売台数を見るともっとひどくて、2017年4月だとわずか257台。新車が一番売れる2017年3月の販売台数ですら493台。

ホンダ・S660は発売からわずか二年足らずで、月販500台の数字すら超えられてない。この驚異的な失速っぷりは、政治だと何とか維新の会を彷彿とさせます。


ジムニーはフルモデルチェンジしたのに、S660ができない理由


例えば、S660のような趣味車で思い出されるのがスズキ・ジムニー。

ジムニーは昨今ブームの軽自動車SUVの先駆け。1998年にフルモデルチェンジされて以来、ジムニーは今日まで一度もフルモデルチェンジされていませんが、それでも根強い人気を誇ってる。

そこで同じようにジムニーの近々の新車販売台数を確認すると、2017年4月が1011台と四桁の大台を突破。2017年3月に至っては1667台。価格的な部分も多いですが、それでもS660を圧倒。しかもホンダ・N-ONEの二倍売れてる(笑)

どんだけ安定して売れ続けてんねんと思ってしまいますが、このジムニーは約20年目の2019年にようやくフルモデルチェンジすると言われてる。ジムニーのように安定して売れ続けても、こういう趣味車はフルモデルチェンジする機会には恵まれていない。

つまり、少なくとも販売台数は下げ止まってすらいない現状はフルモデルチェンジどころか、普通に考えたらS660はマイナーチェンジや一部改良で現行モデルの延命を図るのが精一杯でしょう。

おそらく10年目を一つの区切りとして、S660の販売が中止される可能性が高そう。ちなみに【比較】新型ジムニー vs 新型ジムニーシエラなどもご参照。



S660が持つ特殊な事情と背景


でも、そこで終わっても面白くありません。「売れないからハイ撤退します」では、さすがに味気ない。何故ならダイハツ・コペンと違って、ホンダ・S660はフルモデルチェンジを期待させる要素も残されているから。

じゃあその要素とは何なのか?

結論から書くと、今後ホンダからは様々な新型スポーツカーが投入されること。

その代表格がシビックタイプR。他にも「ホンダ新型S1000」や「ホンダ新型S2000」や「NSX タイプR」といった新型スポーツカーが投入されるというウワサもあるなど、最近のホンダはスポーツカーに力を入れてる。

じゃあホンダから様々な新型スポーツカーが復活販売されるにも関わらず、S660だけがひっそりとフェードアウトするのか。さすがにそれでは寂しすぎる。どこまでホンダが頑張れるかにも寄りますが、普通は販売が低迷しているからこそ大胆なテコ入れ策が施されるべき。


もちろん現状では次期S660が投入される可能性はやはり低いとは思いますが、少なからずS660のフルモデルチェンジの可能性は残されてるのも事実。

例えば、S660を完全な電気自動車に仕上げてしまえば64馬力規制だって関係なくなる。走りでも燃費でも面白い展開を考えられます。まだまだ何が起こるか分からないのが自動車業界。

ちなみに当ブログは既に新車おすすめサイト「カーギーク」に引っ越ししており、さらなる詳細は【ホンダ】新型S660 フルモデルチェンジ最新情報まとめをご参照ください。

でもフルモデルチェンジ情報に定評があるマガジンXなどが報じたところによると、どうやらホンダ社内で次期S660の開発チームが解散された模様。つまり、新型S660はフルモデルチェンジされない公算が高い。

結果的に筆者ドルジ露瓶尊の読みは当たっていたものの、残念至極。

【スポンサーリンク】