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| ベストカー5月10日号 |
でも、このグランドランサーは日本国内に再び導入される可能性はあるんでしょうか？もっと言うと「グランドランサーエボリューション」みたいなハイパフォーマンスモデルが発売されるのか？
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そもそもグランドランサーとは何か？ギャランフォルティスとは何か？
ただ日本国内へ再投入される可能性に入る前に、まず簡単にグランドランサーとは何か。ランサーとは何か簡単におさらいしたいと思います。既に知ってるという方はズバッと下へスクロール推奨。
三菱自動車のランサーはFR仕様のセダン車なんですが、かなり歴史が古い。最初にランサーが発売されたのは1973年らしい。大阪万博が開催された数年後に登場したと考えたら分かりやすいか。今現在40代半ばのオッサンがようやく生まれたぐらいですから、やはり相当昔の話になります。
ただランサーは2007年のフルモデルチェンジ（7代目ランサー）を機に、日本国内でのみ車名が「ギャランフォルティス」に改名されて発売されました。古臭いイメージだからこそ脱却したい意図があったのでしょうが、大体こういうパターンは滑ります。
幾度かマイナーチェンジでテコ入れを図るものの、ギャランフォルティスは2015年3月に販売が停止。やはり4ドアセダン車は売れるジャンルではないため、致し方なし。でもギャランフォルティスことランサーは日本国内でこそ消滅しましたが、海外では「ランサー」のまま引き続き販売されていた。
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でも冒頭でもあらまし説明しましたが、つい先日2017年2月に「グランドランサー」に再び改名されて、見た目もダイナミックシールド（アウトランダー顔）に一新されて大幅にテコ入れが図られてました。ちなみに既に7代目のフルモデルチェンジでプラットフォームがアウトランダーと共有済み。
…というのがランサー（ギャランフォルティス）の今までの流れ。
だから少々ややこしいですが、海外の「ランサー（グランドランサー）」と「ランサーエボリューション」の関係性はそのまま、日本だと「ギャランフォルティス」と「ランサーエボリューションX」の関係性にあたります。厳密にはギャランフォルティス後継車という記事タイトルは若干本末転倒なわけですが（笑）
つまり、この記事の主題は「グランドランサー（新型ランサー）は日本に再び導入されるのか？」というのがテーマになります。とりあえず。
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グランドランサーの日本国内での発売日は2019年？
でも結論から書くと、三菱自動車的にはグランドランサーを日本国内に再投入する計画はゼロだとのこと。
確かに三菱自動車はセダン車よりSUVの開発に力を入れてる上、実際、2016年2月にはランサーそのものの自主開発を取りやめになってるのが現状。三菱自動車はいろいろやらかして日産自動車に取り込まれるなど、需要が見込めないセダン車にリソースは投入しにくいのもうなずけます。
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このエクリプスクロスには既に新開発の1.5Lターボエンジンの投入が計画されてる。この1.5Lターボは2.4Lエンジンをしのぐ太いトルク感が魅力とされてる。じゃあエクリプスクロスだけに投入していいのか？って話。
そろそろホンダ自動車がシビックを日本国内に再導入するなど、もし三菱自動車の業績が回復すれば同じセダン車であるグランドランサーが再投入されてもおかしくはない。また日産もムダにセダン車のラインナップされてる感もあるため、その整理統合も含めてグランドランサーの兄弟車を日産に新たに設定することで話題も喚起できて面白そうです。
最近は軽自動車も含めて車両価格がどんどん上がっているからこそ、グランドランサーエボリューションというスポーツ仕様を販売したとしても、それなりに利益は確保できそうな気もします。
果たして？
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