スポンサーリンク

2017年3月30日木曜日

【自動車雑学】ターボエンジンとスーパーチャージャーの違いとは?【比較】

日本の軽自動車の多くには「ターボエンジン」のグレードが設定されています。トヨタ・C-HRのターボエンジンモデルなどを筆頭に、最近は普通車やコンパクトカーでもターボエンジンを搭載するクルマも増えました。

ターボエンジンとはその名の通り、同じ排気量でも加速力に優れたエンジンのこと。詳しくは「ダウンサイジングターボとは?」なども参照してください。

ただ日産ノートに代表されるように「スーパーチャージャー」というエンジンも世の中には存在します。特に海外の輸入車はターボエンジンではなく、スーパーチャージャーを搭載していることが多い印象。最近だとヤリスGRMN(ヴィッツ)にスーパーチャージャが設定される予定。

じゃあターボエンジンとスーパーチャージャーに何か違いはあるんでしょうか?結論から書くと、やはり名称が違っているだけあって仕組みや構造が異なります。そこで今回は簡単に両者の違いを解説してみました。



【スポンサーリンク】




空気を圧縮する点では同じ


まずエンジンの仕組みを説明したいと思います。エンジンのパワフルさは、基本的に「燃焼させる空気の量」によって違いが出てくる。排気量(cc)とは空気の量そのものであり、それが増えるほどガソリン燃料を多く燃焼させることが可能。

もちろん空気を溜めておくにはそれなりのスペースが必要。でも、その問題を解消する方法が「空気の圧縮」。コンプレッサーを使って空気の体積を圧縮することで、大きなスペースを必要としない。だから車体が小さい小排気量の自動車でも、コンプレッサーで圧縮すれば基準以上のパワフルな加速感を得ることができる。

この空気を圧縮する仕組みでは、ターボエンジンもスーパーチャージャーのどちらも同じになります。

【スポンサーリンク】




違うのは「過給の仕組み」が異なる


でもターボエンジンとスーパーチャージャーとでは「過給(圧縮した空気を送る)の仕組み」が異なる。

ターボエンジンの構造は「排気ガス」の排出力を利用しているのに対して、一方のスーパーチャージャーの構造は「エンジン」の軸出力を利用してる。つまりコンプレッサーを使用するために「排ガス」を使っているか「機械」を使っているかによって、名称が異なるということ。

どちらがエンジンとして優れているかというと、ターボエンジンよりスーパーチャージャーの方がレスポンスに優れているらしい。また装着のしやすさという点でもターボエンジンを上回るとか。

【スポンサーリンク】




スーパーチャージャーは過給エンジンの総称


ちなみに「ターボエンジン」も「スーパーチャージャー」も正確な名称ではないらしい。例えばターボエンジンは、正確には「ターボチャージャーエンジン」。前述のように排ガスでタービンを回しているスーパーチャージャーだからそう呼ばれるようになった。

一方のスーパーチャージャーは、正確に言うと「メカニカルスーパーチャージャーエンジン」。前述のように機械的な力を使っているスーパーチャージャーだから、そう呼ばれるようになった。

どっちも短縮した略称が一般的に使われ続けた結果、ターボチャージャーエンジンは「ターボエンジン」と呼ばれ、メカニカルスーパーチャージャーエンジンは「スーパーチャージャー」と呼ばれるようになった。

つまり、実は「スーパーチャージャー」とはコンプレッサー(圧縮機)を用いてエンジンに吸入される空気の圧力を高める装置の総称のこと。チャージャーとは「(空気を)詰める」ことそのものであることからも明らかか。

そう考えると、本来はスーパーチャージャーの名称を使うのが筋だと思うんですが、まさに不遇な結末。やはり日本人の感覚としては「ターボエンジン」の名前がしっくり来るということなのか。

【スポンサーリンク】
 


【スポンサーリンク】
 

0 件のコメント:

コメントを投稿