このS2000は1999年4月に発売が開始したFR方式のオープンカー。前後サスペンションにはダブルウィッシュボーン式を採用。最高出力が250馬力を発生する排気量2000ccのエンジンを搭載してるにも関わらず、カタログ燃費(10・15モード)も優れていることで当時話題。22.2kgmと低速トルクも太かった。
しかしながら338万円という値段設定も響いたのか、S2000の累計販売台数は10年間で約11万台と微妙な結果に終わる。最終的には2009年6月に販売が停止しました。S2000の販売台数は全世界で年間1万台程度ですから、現在のS660の販売台数よりかなり少ないので致し方なしの結末。
ベストカースクープスペシャル2017 |
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S2000後継車であるかは不明
…と、ここまでもったいぶっておいて何ですが、結論から書くと真偽は不明。
正直、スクープした車体がS2000であるかはかなり微妙なところ。一応オープン2シーターレイアウトであることは読み取れるものの、全く偽装がないことからも明らかなように「スタディ段階」。この写真だけ見て、一体どういう市販車に繋がるかは神のみぞ知る世界。
改めてS2000後継車と思しきクルマを確認すると、なかなかカッコ良くてモテそうですがかなり奇抜。記事では「ゴーカートに近い」と評されていたのもうなずけます。ホイール中央には確かにホンダのロゴが刻まれているように、ホンダは全く隠す気がありません。そこからもこのまま市販されることは間違いなく有り得ないでしょう。
ただ色々と細かくチェックしておくと、まずフロントマスクはNSXを彷彿とさせます。もしS2000を再び海外展開していく場合、やはりS660よりNSXベースのデザインに仕上がる方が人気が出るのでしょう。そのためS2000ではなく「ZSX」という車名で販売するというウワサもあります。
他にもリア周りを確認するとバンパー左右にはメッシュ状の大きなエアダクトも配されています。
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新型S2000はミッドシップレイアウト?
そして特徴的なのが駆動方式。かつてのS2000は冒頭でも説明したようにFR車でした。
でも画像からも明らかなように、フロント部分にエンジンが収納されてない。また後輪タイヤがジャッキアップされてることから、新型S2000の駆動方式はMR(ミッドシップレイアウト)であることが想像されます。
こういった点からも次期S2000は「NSXの弟分」として売り出される可能性は高いのか。当然2シーターだけあって、なおさら四人乗りは難しそうです。新型S2000の乗車定員は2名のままで、むしろ室内空間は更に狭くなることは覚悟しなければいけないか。
ちなみにこれまでの予想が仮に全て事実だったとしても、2017年春の時点でようやく新型S2000の開発が始まってる状態。発売時期については2020年を優に超えてることは間違いないか。
ただエンジンは車名通りに新型シビックタイプRに搭載してる2000ccターボエンジンが採用されるはずですから、そういう点では開発工程は短縮化できるのか。S2000が復活するかどうかも含めて、FR車なのかMR車なのかも情報が現時点ではいろいろと錯綜している模様です。
以上、ホンダ新型S2000の復活最新情報でした。
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