2017年3月8日水曜日

【2018】次期マーチはフルモデルチェンジせず消滅へ!?しかもノートとまさかの統合か!?【最新情報まとめ】

日産 新型 マーチ フルモデルチェンジ最新情報
ニューモデルマガジンX5月号
2010年7月に登場した日産・マーチ。現行モデルは発売から既に6年以上経過。そろそろフルモデルチェンジがあってもおかしくないと思っていたら、とうとうフルモデルチェンジする時期がやって来たらしい!!

そこで日産新型マーチのフルモデルチェンジ最新情報を軽くまとめてみた。ただ既に次期マーチのテストカーが走行してるにも関わらず、実は日本国内ではフルモデルチェンジせず次期型マーチが消滅する危機にあるらしい?


次期マーチのプラットフォームはルーテシアに追随


まず「プラットフォーム」の最新情報。やはり自動車の根幹部分ですから、次期マーチは今回のフルモデルチェンジでどこまで進化するのか興味津々。

結論から書くと、新型マーチは日産ルノーの新しいBセグメント専用プラットフォーム「CMF(コモンモジュールファミリ)」が採用されます。

このCMFと呼ばれる新型プラットフォームは、既にルノー・ルーテシア(海外名クリオ)に使われておりシャシー性能が高いと評判。マーチと同じく近々フルモデルチェンジ予定の次期ジュークにも採用される予定。

○次期マーチの全長が4メートル以下に留まってる理由


そして、新型マーチの車体スペックは3999×1743×1455mm(全長×全幅×全高)。現行マーチと比較すると全長が+174mm、全幅が+77mm拡大、一方で全高は-55mm減少。ちなみにホイールベースは+75mm伸長して2525mm。

次期マーチが全長4メートルギリギリに留めてる理由は、「インドの税制だと4メートルを超えると税負担が重くなる」から。そのため次期マーチは日本よりも海外での世界展開に重きが置かれてることが車体スペックからも読み取れます。

またフルモデルチェンジに伴ってタイで生産されていたマーチは、次期型以降はフランスに生産が移管されます。「made in French」とは何とも甘美な響きではありませんか(;´Д`)ハァハァ

ただし、【最新版】自動車業界 相関関係図一覧まとめも参照してもらうとして、日産自動車はルノーの影響下にある。しかも、ルノーの筆頭株主はフランス政府。そのため次期マーチの生産場所の移転はフランス政府の意向が働いたとも言われております。

次期マーチのカタログ燃費はリッター25km/Lにアップ?


続いてのフルモデルチェンジ最新情報は「エンジンラインナップ」。

結論から書くと、日産新型マーチに搭載されるエンジンは三種類。フルモデルチェンジ後はかなりダウンサイジングされるらしい。

まず「0.9L 直3ターボエンジン」は最高出力が90PS、最大トルクが140Nmを発生。 
「1.0L 直3NAエンジン」は最高出力が73PS、最大トルクが95Nmを発生。 
「1.5L 直4ディーゼルターボエンジン」は最高出力が90PS、最大トルクが220Nmを発生するらしい。

一部自動車雑誌のフルモデルチェンジ情報で予想されていたように、プラットフォームと同様にルノー・ルーテシア(海外名クリオ)に搭載されている0.9L直3ターボが次期マーチに設定されました。ただ日本人から見ると、かなりクセがあるエンジンラインナップに思えます。

ベストカーさんのフルモデルチェンジ情報だと、次期型マーチのカタログ燃費はリッター25キロ前後になるとのこと。ただルーテシアのカタログ燃費を参考にする限り、新型マーチが何の飛び道具もなく20km/L半ばを達成するのはしんどいか。

とりあえず新型マーチはかっこいい!

冒頭では次期マーチのテストカーを貼りましたが、既に2016年9月のパリモーターショーで新型マーチが登場してる。結論から個人的な感想を書くと、あの頃のダサかったマーチは面影はありません(笑)

この時期マーチを見るとサイドのプレスラインは意外と大胆。それに伴ってかウィンドウ下辺がクイッと上がり、ルーフラインも後ろ下がり気味。スズキ・ソリオなどのようにCピラーはブラックアウト化されるなど、フルモデルチェンジ後は流線型のクーペ風スタイルを強調付けている印象です。

新型マーチの特徴としては一見すると3ドアっぽく見えるんですが、リアドアハンドルがピラーに埋め込まれるタイプ

国産車だとホンダ・ヴェゼルが同じようなドアハンドルを採用していて、まさにシャレオツ。他にもフルモデルチェンジ予定の次期スイフトも追随するなど、割りと最近再ブーム化してる模様。

次期マーチは2015年に登場したコンセプトカー「スウェイ(SWAY)」をほぼ踏襲されてます。当初スウェイは次期マーチではなく次期ジュークという話もありましたが、やはりマーチのフルモデルチェンジ版でした。

このスウェイは観音開きドアタイプだったので「新型マーチではピラーレスになる!?」というゆるい記事を書いたのは懐かしい思い出。

新型マーチが日本国内でフルモデルチェンジされない意味


ただ以上長々とフルモデルチェンジ情報を書き綴ってきたわけですが、ここでまさかの残念すぎるお知らせを伝えなければいけません。壮絶なちゃぶ台返しをしますが怒らないでください。

カートップ4月号
それが次期型マーチはフルモデルチェンジせず消滅して、そのまま次期ノートとして発売される予定だから。 は?何を言ってるか分からない?おっしゃる通り。自分でも意味不明でした。

何故なら、ここまでお伝えした次期マーチのフルモデルチェンジ情報は「あくまで海外版マーチ(マイクラ)」の話だから。マーチは海外だとマイクラという名前で発売されてることは割りと知られてるはず。

でも日産的にはマイクラとノートを近々統合させる予定らしい。要するに今まで説明してきたフルモデルチェンジ情報は、実は次期マーチではなく次期ノートのものだったらしい?

自分でも何を説明してるか分かってませんが、もう少し噛み砕いて説明すると、どうやら日産的には今後、海外で発売してるマイクラを「日本版マーチ」としてではなく「日本版ノート」という位置付けに置きたいとか。

そして、コンパクトカーのラインナップも将来的にノート(マイクラ)とジュークの2車種に絞るつもりらしい。

次期マイクラにはe-POWERが搭載できない(笑)


ただこのまま行けば「新型マーチはフルモデルチェンジせず消滅」で終わる話なんですが、日産的には問題が新たに発生。

それが日産発のハイブリッド車・ノートe-POWERの人気が出てしまったこと。

既にノートe-POWERの試乗評価ノートe-POWER vs デミオディーゼルの比較記事もレビュー済みですが、何が問題なのかと言うと「次期マイクラにはボンネットの形状からe-POWERのパワートレインが収められないことが発覚。

てっきりe-POWERは海外展開などを考えてるのかと思いきや、まさかの超絶的な凡ミス(笑)

つまり、次期マイクラと次期ノートを統合した場合、せっかく人気が出たe-POWERモデルだけが販売できなくなる。特に日産はゴーンが逮捕されるなど内部はてんやわんや。現行マーチも2017年春にマイナーチェンジをして、しばらく販売を存続させてる。

果たして次期マーチは日本国内でフルモデルチェンジするのか?はたまた次期ノートに統合されるのか?

さらなる詳細は最新自動車サイト・カーギーク【最新情報】新型マーチ フルモデルチェンジまとめ【最新情報】新型ノート フルモデルチェンジまとめ【最新情報】新型デイズ フルモデルチェンジまとめもご参照ください。

でもエルグランドはフルモデルチェンジしないとも言われており、現行マーチの販売台数の少なさも考えると、日産的には率先的にテコ入れしてこない可能性も高そう。次期キューブのフルモデルチェンジ情報も現れては消える現状、マーチも…。

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