ただシビックは既にフルモデルチェンジが行われて10代目。いずれ新型シビックが日本にも導入されるらしいですが、この10代目シビックをベースとしたタイプRも日本国内に導入される。つまり限定販売ではないので、いつでもシビックタイプRを購入できることに(パチパチ。
市販車版シビックタイプRは海外のジュネーブモーターショーで既に公開されているものの、まだまだホンダが公開していない情報も多いんだそう。出し惜しみますねぇ(゚∀゚)。でもやはり気になるじゃありませんか、新型シビックタイプRに関する最新情報。
そこで今回は発売時期やカタログ燃費や値段など、新型シビックタイプRに関する最新情報を簡単にまとめてみました。
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シビックタイプRの日本導入時期は2017年9月29日
まず新型シビックタイプRが日本国内に導入される時期やタイミング。結論から書くと、これが意外と早い。
新型シビックタイプRの発売日は今年2017年9月29日。新型シビックタイプRの情報が正式に発表されるのは、そこから更にニヶ月早い7月27日。もっと言うと来月4月の段階で新型シビックタイプRをホンダディーラーなどで先行予約可能。
ちなみに新型シビックタイプRの販売目標は年間1500台と抑えめ。二年目以降はその半分の700台。ホンダとしてもそこまで売れるとは考えていないのでしょう。
新型シビックタイプRの値段は400万円台半ばか?
なぜなら新型シビックタイプRの最大のネックは価格と値段。スポーツカーだけあって、これがなかなか高めに設定されてる。
残念ながら現時点では価格情報は公開されていないものの、数年前に再販された旧シビックタイプRの値段は428万円だったことを考えると、この価格を大きく下回る可能性はほぼゼロでしょう。
ただ新型シビックタイプRは今回もイギリスから輸入販売されるんですが、良くも悪くも数年前よりも少し円高が進んだことを考えると、逆に大幅に値段が上がる要因もないっちゃない。
だから新型シビックタイプRの値段は高くても400万円台半ばぐらいに落ち着くと個人的に予想してみる。まさに通勤で使う分にはかなり贅沢な買い物だと言えるでしょう。ちなみに新型シビックタイプRのナビは純正アクセサリーのみになります。
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エンジンスペックの向上でニュル最速は達成できる?
続いて新型シビックタイプRのエンジンスペックを確認したいと思います。
結論から書くと限定再販された先代モデルと同じく2.0L直4ターボエンジンが搭載されます。ただチューンナップされることで10PSアップされて、新型シビックタイプRの最高出力は320PSまで引き上げられます。最大トルクは400Nmのまま。
例えば2.0L直4ターボエンジンの性能曲線を見ると、5000rpm以上でのパワー出力が向上。赤が新型シビックタイプR、青が先代シビックタイプR。両者を比較すると高回転域でのトルクの落ち方も減少してる。大きな進化こそ見せてませんが、弱点が少なくなった点では評価できるか。
またボンネットフードがアルミ素材で製作されるなど、ノーマルシビックより5kg程度軽量化され、ホワイトボディーは先代シビックタイプRよりなんと-16kg。その一方で、ねじり剛性は38%も向上させてる。他にも6速MTの最終減速比は3.842から4.111にローレシオ化されるなど走行面で進化してることは想像に難くありません。
その結果、新型シビックタイプRの80→120km/h追い越し加速は7.9秒から7.5秒まで短縮化させることに成功。ニュルブルクリンクでの周回タイムでは合計3秒も短縮化させる…予定だったんですが、ここで残念なお知らせ。
実はフォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツSが既にニュル最速を達成してる。先代シビックタイプRのラップタイムが7分50秒63だったのに対して、ゴルフは7分47秒19を叩き出した。つまり3秒ラップタイムを縮めても、新型シビックタイプRは勝てない計算。
そこで「新型シビックタイプR=ニュル最速」というイメージで売り出すために現在ホンダは頑張ってるとか頑張ってないとか。ほんださん、がんばれーがんばれー(愛国ラブな某幼稚園児)。
ちなみに2017年5月現在、新型シビックタイプRは再びニュル最速を達成済み。パチパチ。
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新型シビックタイプRの大きさや諸元表スペック
続いて順番はかなりズレましたが、新型シビックタイプRの諸元表を確認したいと思います。
まず新型シビックタイプRの車体の大きさは4555×1880×1430mm(全長×全幅×全高)。ノーマルシビックをベースとしてるものの、全幅で+80mm拡大。専用バンパーを装着したことで前後オーバーハングも+60mm長い。
ノーマルシビックより地味に見た目が変更されてることで、空力性能をCd値は3%程度向上。リアウィングなどに備わるボルテックスジェネレーターの効果もあって、揚力係数を示すCL値も改善されているらしい。
また新型シビックタイプRの足回りは専用アルミパーツが施され、フロント部分のばねレートは+200%。リア部分のばねレートは+170%アップしてるとのこと。とにかく剛性感が向上したことで乗り心地も更に改善されてるに違いない。
ちなみに新型シビックタイプRが何人乗りかというと、先代モデルと変わらず「乗車定員は4人乗り」になります。
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新型シビックタイプRの内装はどう変わる?
続いて新型シビックタイプRの内装をチェックしたいと思います。既に海外向けのシビックタイプRは公開されているものの、左ハンドル仕様。でも我らがマガジンXさんでは右ハンドル仕様のシビックタイプRがスクープ。
他にもカラダをシッカリと支えてくれるバケットシートには剛性の高いフレームと高密度パッドが採用され、重量は先代シビックタイプRより-10kgも軽量化してるもののノーマルシビックを上回るホールド性能を実現。
またステアリングシャフトの径も太くなったり、レブマッチコントロールが採用されてシフトチェンジも円滑化されるなど、操作性やドライバビリティーも向上する予定。新型シビックタイプRのホイールベースは2700mmと+95mm。それに伴って最小回転半径は拡大しそうですが、後方の重量が増すことで前後重量配分も改善される予定。
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+R以外にもコンフォートモードが新設
ラストは新型シビックタイプRに関するその他の情報をまとめたいと思います。
先代シビックタイプRには「+R」というモードがありました。エンジントルクやアダプティブダンパーの減衰力やVSAの介入タイミングなどを調整することで、更にスポーティーに走行できるという代物。ちなみに新型シビックタイプRではアダプティブダンパーの減衰幅が拡大される予定。
でも新型シビックタイプRでは新たに「コンフォート」と呼ばれる、その名の通りの快適性を高めてくれるモードも新設されるらしい。通勤には向いてるか。
新型シビックタイプRの車体カラーは合計4種類。チャンピオンシップホワイト、ラリーレッド、ブリリアントスポーティーブルーメタリック、クリスタルブラックパールになります。リセールバリューなんかを考慮すると、やはりホワイトかブラックが似合うか。
新型シビックタイプRの最新情報総括
以上、新型シビックタイプRに関する最新情報でした。もっと詳しい情報は自動車雑誌でどうぞ。
元々が高性能なスポーツカーだけあって、この新型モデルでは際立って何かが向上したとは言い難いものの、それでも細かくテコ入れされてることが伺えます。情報がほぼ非公開の状態での先行予約は勇気が入りますが、是非参考にしてみてください。
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