2016年8月5日金曜日

軽自動車SUVはハスラーの一択しかないのか!?

新車の販売不振はここ数年すさまじいですが、それでも「SUV」といったジャンルは比較的堅調とされています。中には軽自動車のSUVも販売されてます。

軽自動車SUV ハスラー
その中でも代表的なのがスズキ・ハスラー。発売から既に2年以上が経過していますが、それでも毎月コンスタントに6000~8000台程度の安定した販売台数を維持しています。

軽自動車SUV キャストアクティバ
そこに待ったをかけるように現れた新星がダイハツ・キャスト。キャストは色んなグレード展開をしているので、正確には「キャスト アクティバ」。そこでどちらを買うべきか?どちらが軽自動車のSUVとしておすすめなのか比較してみた。



ハスラー vs キャスト

結論から書くと、おすすめの軽自動車SUVはハスラー。

下り坂で低速を維持する「ヒルディセントコントロール」や、ぬかるんだ路面でもタイヤの空転を防ぐ「グリップコントロール」、ブレーキが自動的に作動する「ヒルホールドコントロール」などはどちらも装備。正直「SUVらしさ」という点ではお互いにそんなに差はない気がします。むしろ塗装などはキャストの方が質感は高い。

ただ最小回転半径はキャストは4.7メートルに対して、ハスラーは4.6メートルと取り回しに優れてる。カタログ燃費でもハスラーが上。自動ブレーキの性能もダイハツの「スマアシ」より、スズキの「デュアルブレーキ」の方が上。細かい部分を見ていくと、SUV以前にハスラーの方が車として勝ってる部分が多い

またハスラーの方が圧倒的にコスパが高い。要は装備面がかなり充実してる。ハスラーはシートヒーターなどが標準装備。他にもマイルドハイブリッド(Sエネチャージ)も標準に付いてくる。このマイルドハイブリッド搭載グレードも127万円から購入できるのも、ハスラーおすすめポイント。

キャストの上級グレード「Gターボ SAⅡ」の価格は151万円。ハスラーの上級グレード「Xターボ」は154万円。確かに価格差だけ見たらキャストの方がおすすめできそうですが、ので、自動ブレーキの差も考えたら3万円で全ての元を取ろうと思ったら不可能です。

そもそも冒頭でも書きましたが、キャストはアクティバ以外にも「スポーツ」や「スタイル」といったグレードをラインナップしてる。だからキャストはSUVに特化させた軽自動車とは言いがたく、どうしてもアクティバのキャラクターが変に弱くなりがち。

実際キャストで一番売れてるグレードは「キャスト スタイル」。キャストは同じダイハツのムーヴコンテやホンダ・N-ONEのユーザーから流れている層が多そう。というか違いが分かる?(笑)

だからキャストは後追いしてきた割に、どうしても軽SUVとしてはインパクトに欠ける。だから今後もSUV軽市場は「ハスラーの独壇場」が続くと考えて良さそうです。


軽自動車のくせに本格派SUV・ジムニー

でも軽SUVはハスラーとキャストだけかと思いきや、意外に老兵が伏兵として待ち構えてる。

軽SUV ジムニー
それがスズキ・ジムニー。「元祖軽SUV」と表現してもいい軽自動車。画像を見る限り、どんな道でも走りそうです。このジムニーは何といっても発売年が1998年とかなり古い。あと2年後には20年目を迎えようとしている。おいおい成人式に出るつもりかよ(笑)

ただ逆に古いからこそ時代の波に流されずに、ジムニーは色んな装備で「SUVらしさ」を残してるのでおすすめ。かなり前に「ジムニーとハスラーの違い」をまとめましたが、今時普通車でも珍しいラダーフレームを採用。変速機も4速AT。CVTでカタログ燃費を稼ぐなんて邪道と言わんばかり。だからこそ走行面ではジムニーはストレスフリー。4WDのみという無骨さも、SUVとして割り切ってて素敵。

ジムニーの価格は4ATが140万円、5MTが130万円からと軽自動車としては割高ですが、SUVを超えた「クロカン」っぷりを味わえると思ったら安いもの。普通車を探しても、こんなに面白いSUVはないからおすすめ。

だから未だにジムニーは平均月販台数が1000台を超えてる。それだけながーく幅広い世代で支持されてる裏返し。昔は三菱自動車のパジェロミニや日産・キックスといった似たようなSUVも発売されたんですが、現在はジムニーのみ。つまり色んな維持費などは割高になるものの、ガチの軽自動車SUVを求めるとしたら「ジムニー一択」と言えます。

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