2016年8月3日水曜日

初めての車選びで買うべきは新車か中古車か?

初めてのクルマ選びで困るのが「新車」を買うべきか、「中古車」を買うべきかということ。高校卒業したばかりの18歳の若者はそろそろ自動車免許を取得しつつある人も多そう。

そこで初めての車は「新車」と「中古車」のどちらを買うべきなのか考察してみました。




中古車は購入予算が少なくて済む

まず自分にどれだけ購入が予算あるのかを考えましょう。初めての車選びだろうが10回目の車選びだろうが、結局は無い袖は振れません。もちろん車は高価な買い物なので一括払いで購入する人は少ないので、基本的にはカーローンで車を買うことになるはずです。

ただ高校卒業したばかりの若者などは働き出したばかり。ローン審査では「働いてる期間の長さ」などが重要。若者が初めて車を買おうと思っても、当然車選びの選択肢の幅は限られてきます。もちろん親が資金援助してくれたら別ですが、そうなってくると150~200万円ぐらいの新車を購入するのは辛いかも。

また車を維持していく上で色んな出費があるので、車そのものにあまりお金をかけ過ぎるのも問題。理想は初めての車選びではお金をかけたくない。最近はどんどん新車の価格もアップしてたりもします。

つまり敢えて詳しく説明するまでもなく、中古車の方が基本的に価格が安い。初めて車を買う場合の最大のメリットはそこ。だからこの記事では「中古車を買うべき」という視点で、価格面以外の理由も更に考察してみます。


初めて買うなら納車が早い方が良い

まず新車で購入する場合は「納期」というものが存在します。普通のお買い物であれば、レジに商品を持って行ってお金さえ払えばそのまま持って帰ることができます。

ただ車選びで忘れたくないのは、基本的に契約を結んだからといってすぐ車を持って帰ることは出来ないということ。多くは納車されるまでに数週間から数ヶ月。納期が長い車種だと1年以上かかることもザラ。

新車はあらかじめ量産して作り置きしておくこともできますが、注文してから生産されることも多い。人気の車体カラーによって納期が異なる、ということもザラ。初めて車を買う場合、今すぐ乗りたい気持ちが先走ってるはず。友達や彼女とどこかでドライブへ行きたいなど、そういった計画を考えてる若者にはデメリットと言えます。

でも中古車だったら「目の前にある車が商品」そのもの。在庫が足りない、という事態は発生しない。もちろん中古車だからといって、すぐ持って帰れるわけでもありませんが、それでも中古車の方が新車より間違いなく早く納車されます。


同時に色んなメーカーの車を選べる

初心者におすすめの中古車の買い方」という記事も書きましたが、中古車でも新車と同じくローンで買うので、車両価格が安いとローン審査に基本的には通りやすいはず。これだけでも十分メリット。

最近は自動車メーカーが販売台数を稼ぐために、ほぼ新車の状態の車を中古車店に流してることも多い。いわゆる「未使用車」や「新古車」と呼ばれる存在。だから現在の中古車店ではそういった未使用車であふれている状態。つまり買う側からしたら選び放題とも言えます。

そして、初めての初心者は自動車に対する知識が少ないはず。ディーラーで車選びする場合、どうしてもそのメーカーだけの車しかラインナップされてません。そうすると自分のお眼鏡にかなう車を選ぶためには、あちこちディーラーを周ったりネットサーフィンで探す必要があります。

でも中古車ディーラーでは色んなメーカーの自動車が豊富にラインナップされているので、クルマの知識が少なくても車選びに失敗しにくいと思います。また中古車だと仮に壊れたとしても、もともとの車両本体価格が安かったらダメージも少なくて済みます。

ただ未使用車は中身が新しいだけあって、実は新車と価格が変わらなかったりする。そうするとリセールバリュー(下取り価格や買取価格)を考えたら、年式が新しい新車を買った方が良いことも多いので注意したい所。

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