そこで今回はヴェゼルの自動ブレーキ・ホンダセンシングが使い物にならない理由を考察してみたいと思います。まずはヴェゼルの自動ブレーキに関する実験動画から見たいと思います。
赤外線自動ブレーキは普通車に不向き
ホンダ・ヴェゼルの自動ブレーキは赤外線方式ってことで、時速20キロで静止した対象物にめがけて走行。ただし、見事に対象物にぶつかってしまう。
じゃあホンダの自動ブレーキそのものがダメかと言えば、同じ自動ブレーキを使ってるN-BOXはしっかり止まってる。
おそらく、この理由は車両重量の差。
何故なら、N-BOXの車重は1000kg以内に収まってますが、ヴェゼルはハイブリッド車だと1400kg近くなるグレードもある。トラックの過積載などが問題になるのも、きっと車両重量が重くなるとブレーキが効きづらくなることが理由。
だからホンダ・ヴェゼルの自動ブレーキがダメというより、やっぱり普通車クラスに赤外線センサーの自動ブレーキはダメってこと。最低でも普通車には、ミリ波レーダーやステレオカメラタイプの自動ブレーキの搭載を各メーカーさんには望みたいところ。
ヴェゼルには「ホンダセンシング」を搭載すべき
そういえば最近ホンダは「ホンダセンシング」という先進自動ブレーキを開発してるようですから、そのいち早い登場を期待したい。最近またまた高級ハイブリッドセダン「レジェンド」の発売が1ヶ月延期されたり、さすがにホンダの行く先が心配ですが…。
新・安全性能総合評価で、最も点数が高かったのはホンダ『ヴェゼル』で183.7点となった。ただ国交省(JNCAP)が従来実施している自動車の衝突試験では、ホンダ・ヴェゼルはトヨタ・ノアヴォクに続いて最高評価を得てることは付記しておきます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000031-rps-bus_all
ちなみに【比較】ホンダセンシング vs アイサイトや【比較】デュアルカメラブレーキサポート vs スマートアシスト3、【最新情報】次世代型トヨタセーフティセンスまとめ、【最新情報】アイサイト4は何が進化する? なども併せてご参照ください。
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