トヨタ自動車の人気ハイブリッド車、『プリウス』。同車の次期型に関して、発売が当初の計画よりも遅れる可能性を、海外のメディアが伝えている。同メディアによると(中略)デザインの修正を行うため(中略)当初の計画から半年の遅れが生じる見込みだという。来年フルモデルチェンジするというウワサのトヨタ・プリウスが発売延期するらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141220-00000004-rps-ind
その理由がまさかの「デザイン」という不可解さ。
次期プリウスのフルモデルチェンジ時期は不明
「Last-minute Prius styling rebuff shows Toyota's new focus on design」http://www.autonews.com/article/20141215/OEM03/312159961/last-minute-prius-styling-rebuff-shows-toyotas-new-focus-on-design
調べると、元ネタはこの記事らしい。直訳すると、「土壇場のプリウスデザイン拒否は、新たなトヨタデザインに焦点が移る」みたいな感じ?
http://www.autonews.com/article/20140630/OEM05/306309966/next-gen-prius-launch-delayed-6-months
ただ同じくオートモーティブの記事を探すと、今年の6月ぐらいからプリウスは12月以降に発売延期されるというウワサがあったそう。
One source said engineers were tweaking the car to ensure maximum fuel economy, possibly adjusting body and chassis issues.ただこの時は「ボディーとシャシーの問題を可能な限り微調整して更なる燃費向上を図ってる」ということだったので、今回のデザイン説とは異なる。
だから日本国内に留まらず、次期プリウスの発売情報が錯綜中。自分もテキトーに記事化したことがありますが、現在のところ「次期プリウスの確定的な発売情報はない」のが現状な模様。
デザインが変われば性能も変わる
先月にマイナーチェンジしたプリウスαのフロントマスクは、プリウス顔から離れて若干アクア顔っぽく変形。「もしかするとこれが次期プリウス顔か!?」と思いましたが、もしそれが事実だったしたら、トヨタの豊田章男社長が怒ったのも頷けなくはない。もちろんプリウスはデザインで購入されてるハイブリッドカーではないですが、それでもプリウスには「劣化しないデザイン」が求められるはず。実際現行プリウスは発売から5年6年経ちますが、デザインで古さを感じることは少ない。販売を一位二位を争う車種だからこそ、「誰が乗っても問題ない」デザインが必要なんだと思う。
もしデザインを大幅に変更するとなれば、材料・車重や空力性能なども大きく変わってくる。当然燃費にも影響を与えるはずだから、そうすると半年以上発売が伸びるのも仕方ないのかも知れない。鶴の一声に従わざるを得ない末端の社員さんは大変だ…。
ただ次期プリウスの発売が大幅に伸びるとなると、日本の場合、やはり2017年3月の消費再増税に納車が間に合うかは、日程的にかなりタイトになるのは間違いない。猶予期間が一年ちょいってことで、今から次期プリウスの購入準備はしておくことに越したことはないはず。
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