新車販売ランキングが発表。まずは軽自動車。なんと8月にフルモデルチェンジしたハイブリッド軽自動車…もといエネチャージ2・ワゴンRが1位に返り咲き。
やはり売れる気配のウェイク
タントが首位陥落を許した原因が、おそらくウェイクの新発売。台数を見ると、7256台と順調な滑り出し。まだ今後は分かりませんが、あれだけCMを打ってたらさすがに売れるでしょう(笑)
その影響は、タントを含め、超ハイト系ワゴンの販売が伸び悩む素因になるに違いない。また実用性をウリにしてる以上、ハスラーも今月にも抜くはず。ただ、どこまで売れて、またそれをどこまで持続できるかは不透明ですが…。
またメーカー別で見ると、ウェイクの販売でどうなるかと思いきや、ダイハツが2000台差まで追い詰めたものの、スズキには敗北。年間ではスズキに軍配が上がりそう。
コペンの販売台数が元気が無いこともあって、今月12月では一矢報いるかといった感じちなみに12月は新車投入が盛ん。ダイハツはムーブ、スズキはアルトのフルモデルチェンジ。
アルトはトヨタ・アクア並の燃費を叩き出すというウワサで、しかもスポーツグレードを投入するので、ハスラーでは吸収しきれない層を取り込みそう。結構面白い戦いが待ってる。
フィットが目に見えて台数激減
続いて、普通車。http://www.jada.or.jp/contents/data/ranking.html
ホンダのリコールはテレビで報道されてきた影響か、フィットがやや目に見えて失速気味。9月が1.7万台、10月が1.3万台、11月が1.1万台…うーん。前年比では6割減。
一方デミオは約9000台と絶好調。このままの調子だとフィットがデミオに抜かれる可能性も。ただオートックワンの新車見積もりランキングでは、いきなり5位に低下したのは気がかり。
ノアヴォクを食ったエスクァイア
既に1ヶ月足らずで受注2.2万台を獲得した、高級ミニバン・エスクァイアは5316台。ノアの4845台を抜く。ヴォクシーは4千台ほど減らして6000台。このことからも、エスクァイアがノアヴォクに与えた影響が大きい。来年早々にもヴェルファイア・アルファードのフルモデルチェンジが待ってますが、この二車種もエスクァイアの影響からは逃げられないでしょう。恐るべしバッドマン…もといエスクァイア!
とは言え、そこまでノアヴォクも大きく減らしてはいないので、まだまだミニバンに対する需要も実は大きい裏付け。
あと面白かったのがスバル・WRX。7月にフルモデルチェンジしたはずですが、11月になってようやく27位に初ランクイン。このタイムラグは一体なんなんだ!?
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