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最近なにかとお騒がせ中の東洋ゴム(トーヨータイヤ)は、少し前に本田圭佑が所属するイタリアのACミランのスポンサーになった。僅か5時間で撮影されたコラボCMは、数ヶ月足らずでYouTubeで500万再生回数以上。
正直、地味とも思えるタイヤメーカーが華やかなサッカーチームのスポンサーになるのか。スポンサー料もバカにならないでしょうから、何故知名度アップに躍起になるのか。
海外へ販路を広げるため
この理由はシンプルで、主に自動車タイヤの販売を海外へ広げるため。http://www.bridgestone.co.jp/corporate/library/data_book/pdf/BSDATA2014_additional.pdf |
http://gyokai-search.com/3-tire.html |
世界で見ると横浜ゴムは8位。決して悪くはないですが、7位は韓国のハンコックタイヤと呼ばれるタイヤメーカー。毎年売上高を伸ばしてるハンコックタイヤとは逆に、横浜ゴムはやや売上高を減らしてる。
国内タイヤ市場は頭打ち
この理由もシンプルで、国内の自動車市場の低迷が背景にある。新車や中古車販売が伸び悩めば、当然そこに付随してタイヤの売上も減っていく。そこで海外市場へ打って出ようという目論見がある。実際ダントツナンバーワンのブリジストンですら、主に欧米でだそうですが売上の7割は海外。
http://www.bridgestone.co.jp/corporate/library/data_book/pdf/BSDATA2014_additional.pdf |
アジアや欧米でヨコハマタイヤやトーヨータイヤというブランドを売っていくためには、世界的に有名なサッカーチームのスポンサーになることが手っ取り早く確実という判断があるんだと思う。
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