2月27日に販売を開始した新型「CX-3」の累計受注台数が、3月23日時点で1万76台になったと発表した。マツダのコンパクトSUV・CX-3の受注が、わずか1ヶ月程度で1万台を突破したらしい。発売が2月27日だったにも関わらず、先月の販売台数が既に2000台以上。またラインナップはクリーンディーゼルのみしか用意されないことを考えたら、やはりCX-3爆売れという表現は正しそう。
http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2015/201503/150326a.html
受注台数だけではなく、同時にCX-3の人気グレードと人気カラーが発表。それを見るとグレードは妥当かなと思ったんですが、人気カラーはやや意外なものだった。
人気グレード
グレード別の受注構成比は、「XD Touring」が63%、「XD Touring L Package」が21%、「XD」が16%。CX-3の人気グレードは「XD Touring」。いわゆる中間グレードにあたり、ほどほどの価格とほどほどに充実した装備のお買い得グレード。
とは言え、最低でも価格が260万円以上するので。コンパクト車種としてはそこそこ良い値段がする。10000台の受注の60%だから、一ヶ月でおよそ6000台売れた計算。マツダ的にはかなりウハウハ。
ディーゼルエンジン音低減の注目度
ディーゼルノック音を大幅に低減する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」と減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」がセットとなるメーカーセットオプション「イノベーションパッケージ」は、購入者の13%が選択した。CX-3では、ディーゼルエンジンの音を低減する「ナチュラルサウンドスムーザー」という新機能があるよう。
ただそれを選択した購入者は全体の13%ほど。注目度としてはあまりないと言っても良さそう。どの程度のエンジン音かは知りませんが、クリーンディーゼルの「鼓動」を感じて運転したいドライバーさんが多い証拠か。
ちなみにデミオをダメ出しした記事でもありましたが、ツーリング系のグレードはややロードノイズがうるさいそう。しかもタイヤサイズが特殊だから対応しようがない。CX-3でもどうなってるかは不明ですが、ちょっと気掛かりな部分。
逆にディーゼルノック音などがうるさい方が、運転している喜びを感じるという皮肉なことも?
人気カラー
ボディーカラー別では、新色の「セラミックメタリック」が44%、「ソウルレッドプレミアムメタリック」が19%となった。続いて冒頭でも書きましたが、CX-3の人気カラー。いわゆるマツダカラーとも言われる、ソウルレッドプレミアムメタリックの人気はほどほど。
そこで圧倒的に支持されている人気色が「セラミックメタリック」。冒頭の画像。やたら「ック」が多いですが、いわゆるシルバー系統。地味すぎて無難と思われがちな色ですが、実はちゃんとお金をかけたらかなりカッコイイのがシルバー色。
デミオやアテンザといった他のマツダ車でも赤色(ソウルレッドプレミアムメタリック)が定番色だから食傷気味という部分もあるんでしょうが、王道を突き詰めるという選択肢はアリ。
また中古車買い取り・下取りでもシルバー色みたいな無難なカラーはリセールバリューが高いので、そういう点でも買いやすい。
デザインが秀逸
顧客者は20代から50代以上まで男女とも幅広い層とし、購入者の声としては、「デザインが秀逸で一目ぼれした」(中略)などのコメントが寄せられているという。CX-3の購入者の声の中に「デザインが秀逸」という意見があったそう。
ただ「デミオと一緒やん?」とつい思ってしまいますが、画像で比較してみると実は結構違う。そのデミオとCX-3の比較した記事はこちら。
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