そこで簡単に新型ロードスターの情報をまとめてみた。もし新型ロードスターの購入を考えてる方はサクッと流し読み推奨。
【スポンサーリンク】
ロードスターのエンジンスペック
新型ロードスターのエンジンスペック。
ロードスターはもちろんガソリン車。残念ながら、デミオやCX-3のようにクリーンディーゼルエンジンはありません。ただマツダのクリーンディーゼルは人気だから、いずれロードスターにもラインナップされるか。
新型ロードスターは1.5リッター(1496cc)の直列4気筒DOHCエンジンを採用。最高出力は96kW(131PS)/7000rpm、最大トルクは150Nm(15.3kgm)/4800rpm。そこまでパワフルではありませんがしっかり走ります。
新型ロードスターの駆動方式は変わらずFRの後輪駆動車。4WDモデルはなく2WDのみ。変速機は6速ATと6速MT。新型ロードスターでもMT車はしっかり用意されています。ちなみに2015年現在で購入できるMT車一覧はこちら。
新型ロードスターのカタログ燃費は6速MT車の場合はリッター17.2km。6速AT車だとリッター18.6km。ちなみにi-ELOOPやアイドリングストップを装着するとやや燃費が向上してリッター18.8km。本当に気持ち程度ということで期待は禁物。
ちなみにロードスターは全てハイオク仕様。レギュラーガソリンは不可。ちょっとした上級者層のクルマ。走れなくなるので注意しましょう。
【スポンサーリンク】
車重は100kg以上の軽量化
新型ロードスターのグレードは3種類。「S」と「S Special Package」と「S Leather Package」。名前からして装備の違いが分かりやすく、きっとロードスターを購入する時に迷うことはないでしょう。
先代のロードスターの車重は最低でも1090kgありましたが、エントリーグレードの「S」では車重が990kg。今の時代は軽自動車でもタント、N-BOX、スペーシアあたりの車重は1トン近くする。先代はグレードによって最高1140kgありましたが、新型では最高でも「S Leather Package」のATモデルの1060kgに抑えてある。
ダイハツ・コペンでも860kgぐらいしたので、それを考えると普通車のスポーツカーではかなり軽量な部類。走行性能という点では結構期待できそう。
ロードスターの価格
続いては新型ロードスターの価格。前述の通り、用意されているグレードは3つのみ。そこでそれぞれの価格をチェックしておきましょう。
エントリーグレードの「S」だけ6速MTのみ。その価格が249万円。ダイハツのオープンカー・コペンの価格(100万円台後半)と比較すると、そこまで高価格とは感じない。MT厨と呼ばれる方は実はそこまでお金を投資しない傾向があると思うので、そういった配慮か。
MT車の速度メーターはこんな感じで、質感も悪くなさそう。三連メーターの中心に回転数計を持ってくるという、独特のデザイン。
ミドルグレードの「S Special Package」は6速MTの価格が270万円、6速ATの価格が280万円。「S Leather Package」の6速MTの価格が303万円、6速ATの価格が314万円。全体的にATモデルの方がややお高め。
【スポンサーリンク】
ロードスターの乗り心地はどう?
続いては新型ロードスターの乗り心地。
標準グレードで履いてるタイヤは、8本スポークの16インチアルミホイール。タイヤサイズは「195/50 R16」。3代目ロードスターとは異なり5穴から4穴に変更されてるそう。アルミ素材の強度を高めて薄肉化して軽量化されてる。
でもデミオの試乗レポートを見てると、ロードノイズがかなり激しいらしい。オープンカーだから気にする人も少ないんでしょうが、また防音素材やサスペンションあたりもどうなってるか分かりませんが、ちょっとマツダの作り込みの甘さもあるのかも。
ちゃんとロードスターを試乗をして確認しておいた方が無難かも。ちなみにマツダは年次改良を細かく行っているため、2017年時点では新型ロードスターも含めて静粛性などはかなり高まっています。
ロードスターの車体サイズ比較
続いて新型ロードスターの車体サイズ。
新型ロードスターは3915×1735×1235mm(全長×全幅×全高)。旧型の車体サイズが4020×1720×1245mmだから、新型では全長が10cm近く短くなってる。初代のロードスターの全長3955mmより短い。それだけ剛性感はアップしてそう。
全高は1cmほど下がって、初代と二代目のロードスターの全高1235mmという値に戻ったかたち。全幅だけは初代の1675mmから徐々に伸びて、先代比で1.5cmのアップ。その差は結構大きいと思うので、体感的な狭さという点では改善してそう。
またホイールベースが先代ロードスターと比べて、2330mmから2310mmに短くなってる。だから新型ロードスターは先代モデルと比べると、運転の取り回しもしやすくなってそう。
ちなみに初代がNA(NA6CEとNA8C)、二代目がNB(NB6C/NB8C)、三代目がNC(NCEC型)と続いてるので、今回の新型ロードスターはNDという型番(?)。THEシンプルで覚えやすい。
【スポンサーリンク】
ロードスターの室内サイズ比較
三代目のNCと新型のNDの室内サイズを比較。
新型NDは940×1425×1055mm(室内長×室内幅×室内高)。
旧型NCは875×1415×1045mmだから、一見しただけでも室内空間が広がったことが分かります。内装の質感も悪くはなさそう。
全長は10cmほど短くなってますが、室内長そのものは6cmほど拡大。ただ数字のマジックということもあるのですぐ鵜呑みにはできませんが、新型では少なくとも室内空間が狭くなってることはないはず。実用性という面でもしっかりとしたアプローチはされてそう。
【スポンサーリンク】
ロードスターの燃料タンク容量
ロードスターの全てのグレードで、燃料タンク容量は40L。デミオのダメ出し記事でもありましたが、MT車のみ燃料タンク容量が小さくなるということはありません。惜しむらくはできたらレギュラーガソリンで走りたかった気はしますが。
【スポンサーリンク】