ホンダは新型車である「シビック タイプR」の画像や動画を公開した。現在開催中のジュネーブモーターショー2015で、ホンダの新型スポーツカー・シビックタイプRが公開。発売自体は今夏あたりだそう。
http://magazine.vehiclenavi.com/archives/4158
日本の国内市場では数年ほど前に販売が終了したシビックタイプRですが、どう変わったのか少しまとめた。
【スポンサーリンク】
復活シビックタイプRの最高出力と最大トルク
新型シビックタイプRでも排気量は2000ccのまま。ただ馬力やトルクは相当パワフルにレベルアップ。
旧型シビックタイプRの最高出力が225PSだったのに対して、新型では310PSに大幅アップ。最大トルクも旧型が215N・mに対して、新型シビックタイプRでは400N・m(295lb-ft)。新型シビックタイプRでは最高速度270km/h。時速100km/hに到達するまでわずか5.7秒の加速力。
新たに「+Rボタン」なるものが追加されて、エンジンのレスポンスやサスペンションの性能が向上するらしい。どこまで劇的に改善するかは知りませんが、ちょっと小憎い演出ギミック。
というか、赤いシートがまさにスポーティーで内装も相当良い感じ。
復活した燃費はどんなもん?
新型シビックタイプRの燃費は現段階ではまだ不明。
ただ旧型の燃費が10・15モードでリッター11.4kmしかなかったことを考えると、あまり期待はできなさそう。新型ではエンジンの馬力がパワフルになったので尚更。JC08モードでリッター二桁超えたら、燃費としては合格点と言えそう?
【スポンサーリンク】
復活したとは言っても限定1000台発売とやや控えめ
新型シビックタイプRの販売台数は、限定1000台。
旧型のシビックタイプRは2000台限定でしたが、今回の新型はその半分。価格がやはり450万円というのがネックなのかやや控えめ。
復活しても変わらない部分
新型シビックタイプRでも「FF車両最速を目標」にしてるテーマは同じ。ということで、FR(後輪駆動車)ではなくFF(前輪駆動車)のまま。ただこんだけ更に走行性能・加速性能がパワフルになったら、もうFRでもいいんじゃなかと思ってしまいますが。
FFの弱点である「トルクステアを大幅に減らすアダプティブダンパーシステムなど」をサスペンションに採用したそう。ブレーキは変わらずブレンボ製のキャリパー。
トランスミッションも6速MTのまま。画像を見る限り、ホンダのHマークも赤いまま。
リアを見てみるとマフラーも4本差しで相当カッコ良くなってる。ウイングもわ~お。
改めて新型シビックタイプRの発売日を確認しておくと、今年の夏頃。1000台限定と控えめな数字ですが、今年中にも全て売り切れそうな雰囲気も漂う。
【スポンサーリンク】