2014年10月14日火曜日

マツダ新型ハイビーム(LEDヘッドライト) 2つのスゴい注目点とは?

マツダは夜間走行におけるドライバーの認知支援を強化する新世代ヘッドランプ“アダプティブ・LED・ヘッドライト”を開発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141007-10211913-carv-bus_all
マツダが今年のシーテックジャパンに出展する「新世代ヘッドランプ」の機能がスゴい。

この注目すべき二点をまとめてみた。
 

1000万円以上の高級輸入車に採用されてるヘッドライト

この新世代型のヘッドライトは「国内初」ってことなんですが、既に海外メーカーでは採用されてるヘッドライト。ただいわゆる、高級輸入車ばかり。

例えば、最近発売されたメルセデスベンツ新型CLSにも採用。この価格を見ると、1200万円~1800万円。少し前にも記事にしましたが、Audiの上級グレードA8・S8にも採用。Audiでの呼び名は、「マトリクスLEDヘッドライト」とめちゃめちゃカッコイイ。

自分が予想したハスラーやレヴォーグは見事外れましたが、今年2014年のカー・オブ・ザ・イヤーに見事選ばれたマツダ・デミオ。もし新型デミオにもいずれ搭載されるとしたら、また200万円台300万円台のアクセラやアテンザ・CX-5あたりでも、国内市場に与えるインパクトはかなり大きい。

他のメーカーや車種にも絶対波及してくるはず。アウディのマトリクスLEDヘッドライト程のクオリティーではないにしても、自動ブレーキが当たり前になりつつ今、新しいトレンドになりそう。

対向車が来ても常時ハイビーム可能

じゃあマツダが今回開発した「アダプティブ・LED・ヘッドライト」の何がスゴいのかと言うと、ヘッドライトの配光を細かく制御できること。


既に発売されてる、アウディ・A8のマトリクスLEDヘッドライトを例にすると分かりやすいかも。

ヘッドライトの光源が、小さなLEDの集合体になってる。その一つ一つのLEDの配光を制御することで、部分的に光を照らしたり、また逆に照らさなかったりができたりする。

その効果としては、ハイビームをした状態で対向車が来ても、相手ドライバーさんの顔部分にだけライトを照射しないことが可能。眩しくならないってことは、それだけハンドル操作を誤らない。結果、安全性アップ。他にもコーナー進入時などにライトを道路進行上に動かすことも可能。ライトの照射・ビームを自在に操れる。

本当にスゴい技術。自動で走行中それらを全部やってくれるので、まさに「先進性」という表現がピッタリ。だから、これが新型デミオあたりの車種に搭載されたら、カー・オブ・ザ・イヤーをもう一度受賞しちゃうんじゃなかろうか。

まだまだ市販車に搭載されるのは先だと思いますが、今からワクテカしながら待ちたい。

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