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2015年7月9日木曜日

タカタ製エアバッグ 日本でついに爆発も大丈夫な理由

タカタ製エアバッグが異常破裂=国内初、走行中事故の日産車―静岡県内
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150708-00000084-jij-soci
とうとうタカタ製エアバッグが日本国内で初めて爆発したらしい。ちなみに車種はホンダ車ではなく、日産エクストレイル。

でもタカタの行く末は案外大丈夫?かも知れない。

エアバッグ世界シェアの内訳

まずエアバッグメーカーの世界シェアを見てみると、世界一位がオートリブ(スウェーデン)で35%第二位がタカタ(日本)で20%ちょい、三位がTRW(アメリカ)で20%ちょい。つまりこの三社だけでエアバッグ業界全体の75%近いシェアを確保してる。それだけタカタなど一部の大手がエアバッグ製造を一手に引き受けてる。

だから、もしタカタが倒産するようなことがあれば、いきなり世界全体の20%分のエアバッグがごっそり不足する。当然、そのしわ寄せが他のメーカーに行くわけですが、果たして生産余剰能力が各メーカーにあるのか?という話。もちろん豊田合成(日本)、芦森工業(日本)、セーレン(日本)といったエアバッグメーカーもありますが、全てを合わせてもタカタ一社に遠く及ばないないはず。そんな小さな会社が増産したとしても雀の涙。

ということは、エアバッグの供給が不安定になると、当然のエアバッグの価格がグーンとアップする。それだけではなく最近の自動車はエアバッグ搭載は必須ですから、そもそも自動車の供給すらままならなくなる可能性も高い。実際、東日本大震災or福島原発事故があって、自動車の部品供給ができなくなったことで国内だけではなく世界中で新車の供給がストップしたことは記憶に新しいです。

つまり、タカタを倒産させるということは自動車メーカー全体の不利益に繋がって、ひいては消費者の不利益にも繋がる可能性が高い。だからどこかしらがタカタを資金的に援助せざるを得なくなってくると思う。それがホンダかトヨタか、はたまた日本政府かは分かりませんが。

原因が未だに分かってない

ただ収束の兆しが一向に見られないのが不安要素。ついこの間まで全世界で2000万台でリコールと言われていたのが、韓国でも最近2万5000台のリコールがあったりして、ついには5000万台まで膨らんでる。リコール費用も500億円を軽く突破済み。賠償金が下される可能性も考えると、想像しただけでお腹が痛い。

しかも、タカタ製エアバッグが爆発する不具合の原因が未だにハッキリしてない。一応、エアバッグを事故時に急激に膨らませる「インフレーター」という箇所に問題があることはハッキリしてる。インフレーターはエアバッグの根幹であり、一番コストがかかっている部分。

ただ瞬間的に膨らませる火薬薬剤(硝酸アンモニウム)に不具合があるのか、ガス経路に不具合があるのか、いまいち分かってないらしい。思わず大丈夫かよ?としか言いようがない。

そして、そのインフレーターの世界シェアは、やはり一位がオートリブで25%二位がタカタで22%三位がダイセル(日本)で20%。こちらも寡占的な業界であって、一社が潰れてしまうと一気に供給がパンクしてしまう。不具合がよく分かってないのに、そのままエアバッグを製造し続けて、それを消費者は使い続けなければいけない恐怖w

だからタカタを経営的にどこかが支えるとしても、どこまで長期的に支えられるかはやや微妙な部分もあるのかも。考えてみると、もともとの発端が起きた事故は7年前。そこから一向に進展してないものが、あと半年一年でどうにかなる可能性は低そう。

一応、この考察はあくまで「タカタが倒産しないかも?」という話であって、タカタ製エアバッグを搭載した車種は修理しないと危険です。今回は日産エクストレイルで爆発したわけですが、この事故車はリコールの届け出があったのに未修理だったそう。

他の日産車だとキューブ、ティアナ、フーガ。ホンダだとフィット、モビリオ、フリード。トヨタだとアルファード、カローラ、プロボックス。スバルはインプレッサ、レガシィ。ダイハツはミラ、ハイゼット、エッセなどなど。とりあえずタカタ製エアバッグの修理は一刻もお早めに!

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