そこでロードスターがアメリカに上陸するだけの映像がマツダの公式チャンネルでアップロードされてました。広島県にある工場からサンディエゴに運ばれている場面。
めちゃめちゃロードスターが整然と並んでて壮観。実は海外だとロードスターことMX-5はむしろ日本以上にファンが多いらしく、この画像を見たらそれも一目瞭然。何故かボディーカラーが赤色だけなので、海外のサイトでは「何故赤色ばっか?」というツッコミも。
スカイアクティブ(SKY ACTIVE)という見慣れた文字も。マツダだと「鼓動デザイン」というのもアピールされてますが、これも海外ではまんま「KODO」と呼ばれてる。本当に海外ユーザーに伝わってるのかという疑問も湧きますが。
ただこの映像がミュージックビデオ風で笑ってしまった。
いきなり軽快なドラム音から始まる。1980年代頃によく流れてたような音楽がリズムを刻む。妙にマッチしてるんだかマッチしてないんだか分かりませんが、ポップな感じにほっこり。ロードスターの販売を心待されてる外国の方は嬉しいのかも。日本でもメーカーさんがこういう映像をアップしても良いのかも。
ロードスター(日本)とMX5(アメリカ)との違い
ちなみに北米仕様のMX-5は、日本のロードスターと異なる部分も多いそう。MX-5が手に入らない日本国内のユーザーにはほとんど関係ありませんが、例えばタイヤのインチ数が1インチ拡大して205/45R17。シートもターンレザーを採用。現段階で価格情報はサイトによってバラバラなので一概に言えませんが、おそらく2万5千~3万ドル前後らしい。日本円に換算すると300万から380万円。関税や輸出コストも相まってか、日本よりややお高めの価格。
エンジンのラインナップも2.0LのNAエンジンが追加。最高出力が155HP/6000rpm、最大トルクが20.5kgm/4800rpm。1.5Lエンジンより最高出力が約20PSほど、最大トルクが5.0kgmほど上回る。このグレードは車重がやや重め。
日本でも2.0Lエンジンは発売しても良さそうですが、これは日本国内で需要がないからというより、アメリカ市場に率先的に回そうという判断かも。
何故なら、マツダは輸出が多い。逆にいうとマツダが抱える海外の生産工場・製造工場が少なく生産能力も限られる。だから前述のような動画があるわけで、アメリカ側から立てば「輸入」であっても日本側から立てば「輸出」。
そこで2014年の各自動車メーカーの輸出台数を見てみると、マツダは前年割れなものの年間70万台以上を海外へ輸出してる。日産の輸出台数が47万台だったことからも、いかにマツダが頑張ってる自動車メーカーかが分かります。ちなみにホンダの輸出台数はΩ\ζ°)チーン
…おそらくホンダの輸出台数を見るとショックを受けると思います(笑)
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