ヤフーは7月31日、iOS、Android対応のカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」の提供を開始した。価格は無料。ちょっと古いニュースですが、Yahoo!からスマホ向けカーナビアプリ『Yahoo!カーナビ』が提供されたらしい。しかも『無料』。ここまでなら、他のアプリでもたくさんある。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140731_660357.html
ただ無料カーナビアプリで「VICS情報」に初めて対応したらしい。ただしYahoo! JAPAN IDにログイン必須。
VICS情報があれば渋滞いらず?
じゃあ、そのVICS情報とはそもそも何か?道路交通情報通信システムセンターという財団法人が提供してくれる、ざっくり言うと「渋滞情報」などのこと。画像の電柱みたいなんから電波がビビビと発射されてる。市販のカーナビなどはここから受信。
事故や速度規制など様々なことを教えてくれるので、そういう情報を知れれば渋滞を避ける事も可能。これまで有料のカーナビアプリや市販のカーナビでしか対応してなかったのが、今回の『Yahoo!カーナビ』は無料カーナビアプリとしては初。だからなかなか画期的。
とうとう無料でここまで!?と感じるドライバーさんもいるかも。
自動車で帰省する人はなんと9割!
全回答者1000名に、今年のお盆の帰省で利用する予定の交通手段を複数回答で聞いたところ、「自家用車」が90.0%、「鉄道」が13.9%、「飛行機」が5.1%となった。ソニー損保が今年のお盆の帰省で使う交通手段を調べた所によると、自動車を選択した人が「9割」にも登るらしい。なんだかんだでクルマが多いだろうと思ってましたが、改めて数値にされると驚愕。そりゃ渋滞もしますわ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140805-00010005-dime-bus_all
だからこそ円安の影響などでガソリン代が上昇し続ける中、渋滞に捕まるのはなんとしても避けたい所。帰省するために使う金額も上昇してるらしく、やはり節約できるところは節約したいのが本音。
駐車場・コインパーキングの満空情報も確認可能
他にもVICSは駐車場情報やサービスエリア・パーキングエリアの満車・空車情報なども提供してくれるので、コインパーキングの満空情報をリアルタイムで調べることも可能。その数が2万4000箇所。5分から10分間隔らしく、無料ということを考慮するとなかなか優秀?現在位置の周辺ガソリンスタンドの燃料単価も検索可能。ただ登録されてるガソリンスタンドの数が少ないらしく、使い勝手としてはあまり良いとは言えないかも知れない。他には「JAF優待施設検索」などにも対応してるそう。
まだまだ足りない部分も多いようですが、それでもこれからに期待したいカーナビアプリかも。
カーナビ市場はどんどん縮小
一方、こういったスマホアプリの台頭で、やや元気がないのがカーナビ業界。カーナビ業界は苦戦を強いられ、2013年4~6月期は大手4社のうち3社が営業赤字を計上しました。昨年の今頃のカーナビ業界の業績は、ほとんどのメーカーが赤字。大手のJVCの売上高は2012年4-6月は731億円だったのが、2013年には698億円にまで減少。一年で30億円以上の売上が減った。
http://toyokeizai.net/articles/-/20721
光があれば影がある。グーグルも無料でカーナビアプリを提供してますが、やはり価格差を考えるとちょっとためらうドライバーさんが増えるのも致し方ないんだろうなーと。。。
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