2017年9月2日土曜日

【レクサス】新型LC500 試乗インプレッションまとめ【感想・評価・評判】

今年2017年3月に発売された高級スポーツクーペといえば、レクサス新型LC500(LC500h)。価格的にはメルセデスベンツ・SクラスやBMW・7シリーズ、アウディ・A8並。まさに超ラグジュアリーブランドとして華々しくデビューしました。ちなみにレクサス新型LC500の価格一覧も参照。

レクサス新型LC500 試乗インプレッションまとめ
そこで今回はレクサス新型LC500の試乗感想記事を今更まとめてみました。おそらく新型LC500を購入できる人は少ないと思いますが、それでも販売から一ヶ月で1800台の受注を達成するなど割りと人気。果たして新型LCの試乗の評判は上々だったのか?テキトーに購入する時の参考にして下さい。


LCという車名の意味とは?由来とは?


まずは簡単に新型LCの車名の由来から解説したいと思います。どうでもいいっちゃどうでもいいネタなので軽くスルー推奨。

結論から書くと、LCの意味は「Luxury Coupe(ラグジュアリークーペ)」のそれぞれの頭文字を取った略語。他にも「Lexus Challenge(レクサスチャレンジ)」という意味も込められているらしい。それだけトヨタはこの新型LCに対して「レクサスのフラッグシップモデル」として売り出そうと力を入れてることが車名からも読み取れます。

だから他のレクサスの車名でも「L」が付いてる車種は概ね「ラグジュアリー」と考えて良いはず。

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LC500とLC500hの販売比率は?納期は?


続いてはレクサスLCの販売比率。LCは「LC500」と「LC500h」の2グレードしかありません。冒頭でも少し触れましたが、新型LCの初期受注は1800台。この内、LC500が1000台に対して、LC500hが800台だったそう。

レクサス新型LC500 グレード別販売比率
ベストカー9月26日号 講談社
ただLCの販売から半年程度経った現在は、LC500とLC500hの販売比率はほぼほぼ半々程度とのこと。価格差が50万程度のため、徐々にハイブリッド車の比率が上がってきている模様。確かに日常的に乗りこなす分にはハイブリッドの方が選択としては無難か。

ちなみにレクサス新型LCは日本の愛知県元町工場のみで生産されており、月産は1000台ちょい。だから新型LCはすぐにでも納車されるイメージがありますが、実は大半は北米向けに割り当てられてる。そのため日本向けはわずか1割程度のため、日本人が日本国内で新型LCを購入できるのはわずか月100台程度とのこと。

つまり現在は初期受注を何とか消化してる感じだと思うので、新型LCを今から購入したとしても実際に納車されるのはどっちのグレードを選んでも最低でも一年後以上はかかりそうです。

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新型LC500のエンジン音がすごいwww


ということで、ここからはようやく本題。レクサス新型LCの試乗インプレッションをまとめてみたいと思います。


まずは新型LC500のすごさが分かるのがエンジン音。テリー伊藤は試乗で「エンジンをかけるとお金持ちの音がする」と評価してましたが、5L V8エンジンの鼓動音・躍動感がハンパない。477馬力と他のスーパーカーと比較すると平凡なのかも知れませんが、それでもこの音は魅力的。

国沢光宏の試乗感想では「ジェントル」といった表現がされています。モーターファンの試乗記事では「何度も聞きたくてついアクセルを踏み込んでしまう」という感想も決して大げさではないはず。新型LC500はマフラーのチューニングも施されてる模様。

レクサス新型LCは「リニアですっきりしたステアリング操作」「加減速・旋回の心地良い走りのリズム」「ドライバーの高揚感を高めるエンジンサウンド」を走りの三要素として定義付けて開発。その目標と違わないまさに高揚感しか高めてくれないエンジン音。

レクサス新型LC500 内装インパネ 画像写真
レクサスLCのすべて 撮影・平野陽 神村聖 三栄書房
エンジンを掛けた瞬間、ナビ画面やメーター周りもおしゃれ。走行モードに応じて液晶画面が変化するなど、視覚と聴覚を同時に刺激してくれる演出が素晴らしい。

また画像や動画から分かりづらいですが、新型LCのベース車のルーフはカーボン製なんですが、上級仕様になればガラスパノラマルーフとさながらオープンカーを疑似体験できるのも良い。

新型LC500の内装の質感もやはりレベルは高く、全面革張り。テリー伊藤の試乗曰く、革そのものは柔らかく乗り心地は最高とのこと。またタイトスカートの女性でも乗り降りしやすい乗降性の高さも魅力。他にもセンターコンソールの閉まり方まで、新型LCは細部まで配慮されてることが伺えます。

新型LCは若干ビスのむき出しなど気になる部分はあるものの、新世代レクサスを象徴するラグジュアリークーペとして相応しい作り。まさに様々な場面で乗り手の感性を刺激してくれるのが新型LCではないか。

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GA-Lプラットフォームが生み出す走りと乗り心地の良さに注目


レクサス新型LC500は、とにかく走りそのものの素性が良い。

レクサス新型LC500 クーペフォルム サイド画像写真
レクサスLCのすべて 三栄書房
レクサス新型LCは「GA-L」と呼ばれる新型FR向けプラットフォームが採用されてる。この剛性感が非常に高く、ドライバーの入力に対して素直に応じてくれる一体感あるハンドリングが様々な試乗記事では概ね高評価。ステアリングは小さいものの、それでも的確に反応するLCの鋭敏さも魅力。

このGA-LはFR向けプラットフォームとはいえ、ほぼほぼフロントミッドシップレイアウト(MR)に近い仕上がり。そのためレクサスLCの重心点は前後車軸の内側にあり、ドライバーのヒップポイントがまさに車両中央に配置。まさに前後重量配分という点で最適

アクセルペダルも通常より後方に設置されているなど、LCはドライビングポジションも自然な姿勢を取れるのが走る楽しみをサポートしてくれます。また低重心による走行は目線のブレが少なく、新型LCはシートの座り心地の良さも相まって長距離ドライブでも疲労感は少ない。

新型LCの車体サイズも4770×1920×1345mm(全長×全幅×全高)と余程狭い道でもない限り、言ってもアルファードやランドクルーザー並の車幅。基本的に街乗りでも扱いやすいサイズ。

レクサス新型LC500 荷室ラゲッジスペース 画像写真
レクサスLCのすべて 撮影・平野陽 神村聖 三栄書房
また新型LCの荷室空間はそれなりに確保されているため、例えばゴルフバッグ1個は余裕で入るレベル。奥行きは680mmあるらしく、大抵の荷物は入るか。若干LC500hは駆動用バッテリーを荷室下に収納するため容量は小さくなるものの、それでも日常的に使う分には一般的なセダン車並みの使い勝手はおすすめ。

LCは流麗なクーペスタイルを確保するため、どうしても後部座席は身長が高い方が乗り込むとかなり狭いですが、それでも最低限度の室内の広さが確保されているので意外とLCは弱点が少ないことが分かります。

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新型LC500のV8エンジンの加速力がハンパない


まずは5.0L V8エンジンを搭載した「LC500」の試乗評価からまとめたいと思います。先程のエンジンサウンドの動画を見たら分かるように、一言で感想をまとめるならとにかくLC500は吹け上がりがすごい。

エンジンは一層伸びやかに、そして豪快に吹け上がっていく。トップエンドまでは、まさに一気の勢い」と新型LC500を表現するのはモーターファンの試乗。「V8エンジンは回すほどに心を揺さぶ」ってくれるセクシーさがある。

またLC500は驚異的な10速ATと組み合わせることで、河口まなぶの試乗では「エンジンがどこまでもきれいに回って伸びやかに加速していく」とベタボメ。街中走行であれば2000rpm程度で静かに奏功してくれるため、ただでさえ静粛性の高い室内が更に上質な空間に仕上がる。

そのためテリー伊藤のLC500の試乗では「スポーツカーではなく、高級セダン」と評価されるなど、新型LC500はあくまで刺激さよりも高級車寄りに仕上がっている模様。ポルシェやフェラーリにはまだまだ足りないといった試乗評価もあるように、乗り味的には新型LCはスポーツカー的なトキメキ感より高級サルーンのシットリ感の方が強いのかも。

他にも国沢光宏の試乗では「ポルシェやメルセデスベンツと比べればもう少し」といったネガティブな評価もあるものの、やはり河口まなぶの試乗では新型LC500の静粛性や快適性の高さも絶賛。そして「上質なカーペットの上を歩いているような路面に吸い付く感覚」と足回りの良さを高評価。

実際、カートップのLCのサーキット試乗動画を見る限りは、全然スポーツカーとしての伸びしろはありそう。水野和敏の試乗では「LCはニュルのような厳しいコースを相当走り込んで仕上げたのだと思う。しっかりと合わせ込まれたすばらしい仕上がり」とLC500の走りの抜群さを絶賛していました。決して新型LC500がポルシェより劣ってることはなさそう。

ちなみにLC500の5.0L V8エンジンにはアイドリングストップ機能はないため、国沢光宏の試乗では「乗りたくない」とのこと。意外とセコいオッサンだなと思いましたが、確かにあって損するもんではないのでアイドリングストップ機能はいずれ搭載されるかも?

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新型LC500hのマルチステージハイブリッドは上品な走りがおすすめ


続いては3.5L V6エンジンの4速ATを組み合わせたマルチステージハイブリッドを搭載した「LC500h」の試乗まとめ。

LC500hの仕組みは、レクサスGS Fなどに搭載済みのハイブリッドシステムに、新たに4速ATを更に追加直結。結果、前述のLC500と同様に擬似的に10速ATを達成。いわば「仮想10AT」とでも表現すればいいのかも知れませんが、これはDレンジで0.2秒、Mレンジで0.1秒という驚異的な短さで変速してくれる。

そのため「トヨタ式ハイブリッドとは全く異なる」と評価するのはマガジンXの試乗記事。「ラバーバンドフィールがなくなり、すごくよくなっている」と評価。他のモーターファンの試乗記事では「ダイレクト感がありながら嫌味がなくスッキリとした乗り味」とLC500hに対して高評価。

このLC500hはハイブリッド車ではあるもののエンジンも6600rpmまで回るため、「DCT並の変速スピードで気持ち良い加速感が得られている」という感想もうなずけます。河口まなぶの試乗ではモーターのなめらかな力強い加速感とV6エンジンの伸びやかな加速感が相まって、「V8以上に洗練された上品なフィーリング」とLC500hの上質な走り味に好意的な評価がされています。

またLC500hは高速域でも加速感が十分。「時速100kmでも平坦路であればDV走行もして、燃費や効率は圧倒的にV6HVのほうが優れている」という試乗記事もあり、ハイブリッド車にありがちな物足りなさはナッシング。

また「低速から最大トルクを発揮するモーターがあるおかげで、ストップアンドゴーを繰り返す市街地ではV8よりもストレスなく走れて気持ち良い」という試乗の感想を読む限り、新型LC500hはどの速度域を走らせても文句なし。

他にも自動変速するAIシフトも素晴らしく、LC500hの走りのリズムを更に軽やかに演出。いやそもそもLC500hの走りの上質さを、根本的に下支えしてるのが「変速の精密さ」にあると言えそうです。

そのため先程のアイドリングストップの有無も含めて、国沢光宏の試乗ではLC500h一択とのこと。他にも河口まなぶの試乗でもハイブリッドのLC500hがおすすめという感想もあって、こういった口コミや評判を考えると自分も買えるならLC500hを買いたい。

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レクサス新型LC500・LC500h 試乗の口コミ評判まとめ


山本シンヤという方の試乗では「僕は今までのレクサスとは比較にならないほど、大きなレベルアップを感じました」と評価されていましたが、本当に新型LCはスキがない作りに仕上がってる。LC500はBMW640iと比較しても全く遜色はないクオリティが達成されてるという評判も納得。

LC500もLC500hも車重が1.9トンを超えるものの、どっちも鈍重さを感じさせない軽快な走りを実現。藤島知子の試乗では「LCは停まっている姿より、空の下で駆け抜ける姿が美しい」と表現されてますが、LC500は駐車場でずっと留め置くような「飾りだけの高級車」ではないことが分かります。

そういう点で考えると、新型LCの1300万円からという価格設定は絶妙なのかも知れない。やはりいくらお金持ちでもクルマに4000万5000万円も出せる人は少ない。でも1000万円台まで下げるなら、購入が視野に入ってくる人も増える。

またレクサスはリセールバリューも高いため、資産的価値も目減りしにくいからこそお金持ちが買いやすいはず。だからレクサス新型LC500はリアルにしっかり乗らせたくなる・走らせたくなる・買いたくなる「現実的な選択肢」として成立しているのがおすすめ。

以上、レクサス新型LC500とLC500hの試乗感想まとめでした。是非、今回の試乗記事を新型LC購入時の参考に使って下さい。ちなみに今月中には【感想】レクサス新型LS500の試乗記事【評価】もまとめたいと思います。

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