例えば【フルモデルチェンジ最新情報】ポルシェ次期911はプラグインハイブリッド化を予定しているなど、最近は世界的に自動車の電動化がかなり進んでます。高級車は燃費が悪いイメージがありますが、だからこそ逆説的に最近は高級車ほどPHEV化やEV(電気自動車)化が進んでいるらしい。高級車は車体が大きく重いため、どうしても電気モーターやバッテリーの力を借りる必要がある。。
そこで今回はメルセデスベンツが近々販売するというウワサの「EQクラス」というモデルの最新情報を解説したいと思います。果たしてメルセデスベンツ・EQクラスとは一体何なんでしょうか?
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EQとはメルセデスベンツ発の電気自動車ブランド
ということで結論から入ると、EQとはメルセデスベンツの電気自動車の専用ブランド。既にメルセデスベンツはCクラス、Eクラス、Sクラスにプラグインハイブリッドモデルが設定されてるものの、それとは完全に切り離したEVブランド。
そのためガソリンエンジンとバッテリーと電気モーターは異なるため、EQにはEQ専用のプラットフォームも開発されているらしい。具体的にはEQの車体下部にバッテリーが配置され、前後両方に駆動用モーターを設置するオーソドックスなスタイル。タイヤごとに4つのモーターを設置するのか軸ずつに2つのモーターを設置するかは知りませんが、一般的にスケートボード型と呼ばれる構造を採用するらしい。
バッテリーも当然EQ専用のリチウムイオン電池を開発中らしく、室内空間の犠牲は最小限に留まる予定。また一回の充電による航続距離は最低でも500km以上は当たり前として、高級車メルセデスベンツらしく0-100km/h加速は5秒以内を目標としてるというから驚きです。
EQブランドは合計10モデル程度の販売を予定
そして、このEQのデザインはどうなるのか?従来のメルセデスベンツ車らしいルックスに仕上がるのか?
結論から書くと、NO。EQブランドにはEQ専用のエクステリアがおごられるとのこと。例えばBMWで例えるとプラグインハイブリッド専用ブランドである「iシリーズ」を思い浮かべると分かりやすいか。
確かにEV(電気自動車)の先進性をアピールするのであれば、本来のメルセデスベンツ車とエクステリアはある程度は分けた方がブランド力っていうのは向上できそう。実際既に2016年のパリサロンではメルセデスベンツEQコンセプトが出品されていますが、そのデザインはさながらランドローバー車のようでありました。「一線を画する方向」で行くのは間違いないのか。
そのためEQは「EQクラス」とそれ一車種で終わるということではなく、将来的にはEQブランドだけで10車種前後のモデルが投入される予定。だから例えばEQのエントリーモデルだと「EQAクラス」といった車種が販売されるのではないかと予想されます。ノリ的には「EQAクラス」「EQBクラス」「EQCクラス」…といった具合か。
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EQブランドが最初に発売されるのは2018年後半
ラスト。じゃあ一体いつメルセデスベンツからEQが発売されるのか?来年再来年の話なのか、はたまた何十年後の遠い話なのか。結論から書くと、かなり早いです。具体的には、メルセデスベンツ・EQが発売されるのは2018年後半頃とのこと。
新型車の最新情報に定評があるマガジンXによると、EQブランドで最初に発売されるモデルはGLCクラスのようなSUV車であり、2019年モデルとして発売されることはほぼほぼ決定的。もしかすると発売時期はもっと早くなる可能性もあるか。少なくともEQ初の量産車がどんなブランド名になるかは知りませんが、発表そのものはもっと早いのは間違いない。
先程、メルセデスベンツ的にはEQブランドは合計10車種前後ほど投入する予定と説明しましたが、この展開も意外と早い。セダンからスポーツクーペモデルを中心に、2025年までに全てのEQモデルを全て展開していく予定とのこと。
だからBMWとは違って小型車のEV化がないとしたら、【フルモデルチェンジ最新情報】ベンツ新型Aクラスやメルセデスベンツ新型GLBクラスなどはどうなるんでしょうかね。とりあえず各社の動向によってEQの開発が進む可能性もありますが、ある時期を境にドドドッとメルセデスベンツの電気自動車が立て続けに登場するはず。
以上、メルセデスベンツの電気自動車ブランド「EQ」に関する漠然とした最新情報でした。ブランド展開という具体的な未来を描いてるだけ、日本の国産車メーカーより一歩も二歩も先にメルセデスベンツは進んでいるのかも知れない。
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