2015年4月1日水曜日

【自動車】半クラッチとは?仕組みや構造はどうなってるの?上手くなるためのコツを説明

半クラッチの意味を説明

半クラッチとは、自動車のクラッチがつながり始めてる状態のことを指します。「半クラ」とも略されます。英語に訳すると「A half-clutch」。AT車では必要がない操作ですが、MT車では必ず求められる操作ですごーく重要。

一般的にクラッチはフライホイールとクラッチディスクがプレッシャプレートで押し付け合う構造になってるので、半クラッチとはそれらがお互いに滑り合って繋がっている状態を意味してます。だから半クラッチ状態が続くだけでクラッチディスクが摩耗するなど、車に悪いので半クラッチのやりすぎには注意が必要です。

つまりはこの半クラッチ状態にしなければ、MT車では変速機のギアを変えることが不可能。またギアを状況に応じて変えないと、クルマの適切なスピードを出すことができない。そのためMT車では的確で迅速なクラッチペダル操作が要求されます。


半クラッチ状態のやり方や習得のコツ

半クラッチ状態にするためのコツとしては、まず思いきり左足全体で踏み込みます。そしてゆっくり足を戻すと、力が伝わり始めた瞬間(違和感)をつかみとることが比較的容易に可能。

いきなり半クラッチの力加減の微細を習得するのは難しいと思うので、まずは大胆に色々と試行錯誤してみることをおすすめします。他にもエンジン音や振動の変化など、全身の感覚を働かせることが重要。

ただ半クラッチにかぎらずですが、基本的には訓練を繰り返す以外には簡単に上手くなる近道は存在しないと思うので、とにかく失敗を恐れずに練習あるのみだと考えられます。

【スポンサーリンク】