2015年4月4日土曜日

クリープ現象の意味とは?

クリープ現象の意味を説明

クリープ現象とは、アクセルペダルもブレーキペダルも踏んでない状態で、自動車がゆっくりと動き出す現象のこと。AT車のみに起きる現象。

クリープ(creep)とは英語で「忍び寄る」という意味。そのため「すり足現象」と呼ぶ人もいる。

ちなみにエアコンがON時や、エンジンの始動直後にはクリープ速度が速くなる。



常に半クラッチ状態

MT車ではクラッチを操作することで、エンジンとタイヤとの間で動力を完全に切断することが可能。そのためMT車ではクリープ現象は理論上は起きない。

ただAT車のトルクコンバーターでは、ATFといった液体状のオイルを使用するため、動力の伝達を完全に切断できない。そのためAT車は常に半クラッチ状態にあると言ってもよく、タイヤにエンジンの動力が常時伝わってしまう。

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