2015年4月9日木曜日

日産エクストレイル ハイブリッド セレナとの違いとは?

日産エクストレイル ハイブリッド 「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」
日産のSUV車であるエクストレイルに、とうとうハイブリッドモデルが搭載。「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」と呼ぶそう。

予定よりも遅れに遅れてってことですが、来月5月からやっと発売されるそう。ただ日産のハイブリッドといえば、ミニバン車・セレナのSハイブリッドが思い出されます。

そこでエクストレイルのハイブリッドとセレナのSハイブリッドとは、どこが違うのか、またどう進化したのか比較したいと思います。

セレナは回生エネルギーを溜めるだけ

まずはセレナのハイブリッドシステムがどうなっていたのかをおさらい。

日産セレナのSハイブリッドの仕組み
基本的に、セレナは回生エネルギー(自動車が減速するときに発生する電気)をバッテリーに溜めるだけ。モーターは一個あるものの出力のみ。いわゆる「マイルドハイブリッド」というやつで、あんまり大したことはない。

回生エネルギーを回収してるだけだから、そこまで電気は頻繁にたまらない。またモーター自体のパワーも知れてるので、エンジンをアシストできる範囲も知れてる。言うまでもなく、モーターのみでの走行は不可能。

実際セレナのカタログ燃費を見ても、ハイブリッドモデルとガソリンモデルの燃費差はほとんどなかった気がする。

このセレナのSハイブリッドは、スズキの軽自動車ワゴンRでいうところの「S-エネチャージシステム」とほぼ同じ。軽自動車レベルだと実燃費面などいろいろ期待できるんでしょうが、さすがに車重が重いミニバン車ではいろんな部分で力不足感は否めない。

エクストレイルは発電可能な本格ハイブリッド

日産エクストレイルのハイブリッドの仕組み
一方の新型エクストレイルのハイブリッドシステムは、しっかりモーターで発電できる。セレナのSハイブリッドでは減速エネルギーを回収するしかできませんでしたが、エクストレイルのHVではバッテリーの残量が減るとモーターを回転させて充電できる。

これぞハイブリッド!という本格的なHVシステム。どうせセレナのしょうもないHVを積んだのかよ…と思ってたんですが、実は全然違う。

ホンダHVのi-DCDに近い?

エクストレイルHVの特徴としては、モーターが一つしかないという点。例えば、トヨタのハイブリッドシステム「THSⅡ」だと、駆動用と発電用のモーターが2個用意されてる。

でも日産のハイブリッドシステムでは、一つのモーターだけで走行用と発電用の両方を兼ねてる。これはエンジンとモーターをクラッチで切り離せるから可能。

こういう方式のHVをパラレル方式と呼ぶそうですが、言っちゃえば、ホンダのハイブリッド「SPORT HYBRID i-DCD」に近そう。ホンダでは昨年リコールの嵐でしたが、実力的には本物。これからの日産のハイブリッドにも期待できるということ。

ノートハイブリッドも期待大?

例えば、一つしかモーターがないという特性はメリットが大きい。なぜなら、その分だけ「省スペース」を達成できる。実際、新型エクストレイルのハイブリッドモデルでは、ラゲッジスペースの容量もガソリン車と遜色がないそうない。具体的には400L以上。

ということは、今後ハイブリッド化されるであろうノートにも思わず期待感が膨らむ。車体サイズが小さいコンパクトカー故に、このハイブリッドは生きてくる。

またモーターのトルクは16.3kgfmぐらいある。当然エンジンを使わずモーターのみで走る、いわゆる「EV走行」も可能。車重が重くないノートだったら燃費面でも効果的に働くのは言わずもがな。少し前に「ノートのハイブリッド化は期待できない」と書きましたが前言撤回。

ま、長々と書きましたが、4WDの「アクティブライドコントロール」など先進的な装備が真っ先に搭載されるエクストレイルですが、今回のハイブリッド化のインパクトも大きそう。他のSUV車種もきっと戦々恐々ではないでしょうか。

また近いうちに、エクストレイルに負けないぐらい人気のマツダ・CX-5とスバル・フォレスターと比較してみたいと思います。価格面や燃費面、自動ブレーキといった安全面など総合的に判断する予定。

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