国内生産のうち輸出に回す比率が3%台のホンダは、1~2割に高めるという。円安で輸出採算が改善していることに加え、国内工場の稼働率低下を防ぎ、雇用を維持する狙いがある。ホンダ自動車は最近ようやく自動車輸出台数を増やすことを決定したそう。日産自動車はアメリカ向けの輸出台数を2017年度までに20万台ほど増やすそう。
http://www.j-cast.com/2015/02/20228066.html
ものすごく喜ばしいニュースなんですが、ただここ数年のホンダの輸出台数の減少幅がエグかった。
輸出台数が5年で10分の1まで急減!
2010年度…310,2542011年度…253,060
2012年度…163,324
2013年度……97,311
2014年度……31,301
データにするとこんな感じ。ホンダの海外向けの輸出台数が、たった5年でほぼ10分の1に減少。この状況から自動車の輸出台数を高めるといっても、数年前の水準にようやく戻るだけ。
国内生産が微増してる理由
2010年度…912,3072011年度…870,455
2012年度…876,039
2013年度…936,879
2014年度…958,179
でもホンダの国内生産台数が比例して減少したかと言えば、むしろ逆で自動車の国内生産は微増傾向。
おそらく、これは軽自動車のNシリーズ(N-BOXやN-WGN)の販売が好調だから。ちょうどN-BOXが登場したのが2011年なので、そこを基準にホンダの国内生産が持ち直してる印象。
だから海外への輸出台数を増やせば、その分だけホンダの国内生産は積み増されると考えられる。もしこのままN-BOXなどの販売が好調だったら、ホンダの国内生産台数は100万台突破することも容易に想像できそう。
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