2013年11月16日土曜日

5年後にはリッター40キロの軽自動車が当たり前の時代に?

ダイハツ工業は2018年までに軽乗用車「ミライース」で、ガソリン1リットル当たりの燃費性能40キロメートルを達成する技術目標を設定した。(中略)従来目標の1リットル当た り35キロメートルは15年にも実現させる見通しが立った。
 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420131113aaaw.html
ダイハツが本気を出すよう。2018年までにリッター40キロのイースを発売するそう。つまり5年後。結構先の話かと思いきや、案外近い。しかも二年後にはリッター35キロのイースも出す予定。ちなみに画像は公式ホームページから。


 つい最近リッター33.4キロにマイナーチェンジしたばかり。ちなみにスズキのアルト・エコはリッター33キロなので、この数字を見た時には結構ギリギリで超えたように感じた。だから、もうイースは終わった感が個人的にしてたんですが、ダイハツとしていろいろと武器は用意してる模様。

リンク先を読むと「回生エネルギーの有効活用を課題」とあった。回生エネルギーとはなんぞやと言うと、簡単に言うとワゴンRやスペーシアなどで使われてる『エネチャージ』。 そう考えると、結構ダイハツは『周回遅れ』っぽい印象も…。

で、ダイハツも目指してるこのエネチャージが、どれぐらいスゴいのか。ちょっとワゴンRとムーブの実燃費差の一例を見てみましょう。

(http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20130726/1051045/?ST=life&P=2)
簡単に言うと、同じ条件のある場合では「リッター5キロ差」も生まれてる。カタログ燃費では「リッター1キロ差」しかないので、もはや詐欺的とすら感じる。最近新型タントが発売されましたが、スペーシアと比較したらもっとこの差は広がるんじゃないかと思う。

イースのエンジンは確かに優秀なんですが、それが通じるのはイースだけ。それ以外の少し重い車体のクルマに乗せるとすぐ実燃費が下がってくる。いち消費者としては、そういう部分での改善をダイハツがこれからどうしていくのか見て行きたい所。

それまでにスズキがリッター40キロのアルトを出してきそうですが(笑)

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