日産自動車は2月13日、スーパーハイトワゴンクラスの新型軽自動車「デイズ ルークス(DAYZ ROOX)」「デイズ ルークス ハイウェイスター(DAYZ ROOX Highway STAR)」を発売した。価格は124万50円~185万2200円。とうとう日産からデイズルークス(DAYZ ROOX)が発売。昨日CMでも見たが、全然今日発売だなんて告知してなかったぞと。受注を抱えるだけ抱えて一気に放出してランキング上位\(^o^)/という、日産のいつもの姑息な手段。そして同時に三菱からekスペースも発売。ただ全く同じだから省略。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140213_634454.html
なかなかヴェールに包まれてたルークスでしたが、その詳細が発表。いろいろと意外なことばかりだった。
エヌボックス並に大きい車体
全高は1,775mm。エクストラハイルーフモデルの中でもデイズルークス&eKスペースは特に背が高く、 タント を25mm上まわり、 N BOX よりわずか5mmだけ低い。まずデイズルークス(DAYZ ROOX)の車体が思ったより大きい。タントより全然背が高く、ほぼエヌボックス並。だからライバル車種と大別すると、『エヌボックス≒ルークス>>タント≒スペーシア』みたいな感じ。
http://autoc-one.jp/nissan/dayz/newmodel-1657392/
室内高に至っては「140cm」と、エヌボックスと同じ。小学校3年生4年生ぐらいまでだったら立てるかも。ちなみにスペーシアは137.5cm、タントは136.5cm。何気にタントが一番狭い。
インターパネル
インターパネルはシンプルでそこそこカッコいい。ただし、これはハイウェスター(カスタムモデル)。ノーマルモデルは、一眼式メーターでかなり安っぽい。多分、ライバル車種と比較して一番ダメ。
収納性の高さ
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140213_634454.html収納性は高そう。スペーシアと比較しても全然負けてないはず。セレナに付属の助手席シートバックテーブルなんか便利そう。
快適そうなリアシーリングファン
ルーフ近くから風を送り込んで、冷暖房機能を高める装置。家でも夏にエアコンの冷房機能を効かせつつ、扇風機も稼働させて部屋全体の空気を循環させるようなもん。それが標準装備。タントより優秀なエンジン
ノーマルエンジンの動力性能は、最高出力が49ps(6,500rpm)、最大トルクは6.0kg-m(5000rpm)。ちなみにデイズルークス(DAYZ ROOX)の気になる燃費が『リッター26km/L』。エヌボックスよりは優秀なものの、少し見劣りする数字。ただエンジンがショボいとウワサだったデイズですが、無理してカタログ燃費稼ぎには走らなかった模様。
http://autoc-one.jp/nissan/dayz/newmodel-1657392/0003.html
ちなみにタントのノーマルエンジンの動力性能は最高出力が52ps(6,800rpm)、最大トルクは6.1kg-m(5,200rpm)。一見タントの方がパワーがあると勘違いしてしまうが、回転数が低いルークスの方がむしろ走りやすい。
また車重は20kg近い差があるので、カタログ燃費では2km/Lほどタントの方が上ですが、むしろ実燃費ではルークスの方が上かも。タントに限らず、とにかくダイハツは走らない上に、実燃費が悪いですからね。
どこが一番食われる?
デイズルークス(DAYZ ROOX)の発売で、結果どこのライバル車種が食われるのか。やはり気になるところ。ルークスは数年前までずっとスズキからOEM供給を受けてたことを考えると、その流れでスペーシアから流れる?ただ燃費面や走行性能では、遥かにルークスは劣る。
じゃあ性能的に劣ってるタント?ただやっぱりピラーレスの存在は大きいと思う。
エヌボックスはつい最近エヌワゴンのエンジンを搭載したはず。数値上トルクはトップクラスなんですが回転数がその分かなり上がってしまって、だいぶ走らないエンジンに変わった。それでもカタログ燃費は25km/Lほど見劣り。
ただ、ルークスよりも燃料タンクが5Lも多い。エクステリアのデザインも完成されてる。ルークスはエヌボックスが登場するまで一番カッコ良かった気がするが、そういう部分の優位性がどっかへ消えた印象のルークス。
とは言え、なんやかんや結局スペーシアが食われそうな印象。燃費はどうでもいい!ただスペーシアよりちょっと広いのが欲しいー!という層には響くかも。もっと言えば、デイズ自身を食いそうな感じもする。
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