そして、今回実燃費テストを行う「新型アクセラハイブリッド」のハイブリッドシステムはトヨタから技術供与されており、 プリウス のハイブリッドシステムと共通部分が多いのが特徴。マツダのアクセラ(AXELA)は、先月の販売台数が6000台を超えて、軽くスマッシュヒットを記録。そのハイブリッドの実燃費が結構スゴい。
http://autoc-one.jp/mazda/axela/report-1642618/
郊外でもリッター22km超えも記録してる。それも当然といえば、当然。
プリウスと同じシステム「THS-Ⅱ」
何故なら、ざっくり言うとトヨタからハイブリッドシステムの技術を拝借してるから。「THS-Ⅱ」と呼ばれてるハイブリッドシステムは、プリウスと同じ。ただ試乗されたアクセラ(AXELA)はムラがあったのか、郊外よりも何故か高速道路の方が燃費が悪かったよう。
乗り心地が悪い理由
変速機の出来が良いそうで出足のショックが少なく、プリウスよりも走り心地などはアクセラ(AXELA)の方が上等だそう。ただアクセラの乗り心地は、この価格帯のクルマでは悪いそう。何故なら、タイヤの空気圧が250kPaらしい。最近、低燃費を競ってる軽自動車でありがちな傾向。特に超ハイト系ワゴンが多く、タントやエヌボックスがこれぐらいのパンパンタイヤだった気がする。
タイヤがパンパンになれば、それだけ道路との接地面が少なくなり摩擦が少なくなる。結果低燃費に繋がるもののの(特にカタログ燃費において)、その分だけ路面の状況を伝えやすくなるので、乗り心地は一般的に悪くなる。軽自動車ですら結構批判が多いのだから、高級感を謳ってる普通車ではなおさら取るべき方策ではないんでしょう。
トータルまとめると、永田恵一という筆者曰く、「マツダにはハイブリッドは似合わない」。決してクオリティーは低くないものの、ハイブリッド車を選ぶだけの『敢えて』が見つからないそう。
「プリウス」、空前のリコール約190万台
リコールするのは2009年3月から2014年2月に生産した車体で、世界で190万台に上る。そういえばホンダ・フィットに続いて、今日12日、トヨタのプリウスも空前のリコール。ハイブリッドシステム「THS-Ⅱ」の制御ソフトに不具合が見つかったそうですが、ここは急にエンジンがストップしたりする可能性も高いので怖い。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA1B04D20140212
これと同じハイブリッドシステムを積んだアクセラ(AXELA)も大丈夫なのか気になるところ。タイミング的には、やはり最悪の時期のリコールか。
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