・多面的な価値を高次元でクロスオーバー
本田技研工業は、コンパクトクロスオーバーSUVの新型「ヴェゼル(VEZEL)」を12月20日に発売する。価格は187万円~268万円。 (中略)11月に行われた第43回東京モーターショー2013の会場でワールドプレミアされたヴェゼル。車名は「カットした宝石の小さな面」を意味する「Bezel(ベゼル)」にクルマを表す「Vehicle」のVを組み合わせた造語。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20131219_626924.html
ホンダから新型ヴェゼルが発売。ジャンルは、コンパクトなクロスオーバーSUVだそう。だから位置づけ的には、フィットシャトルの後継車とも。クロスオーバーと謳ってるだけあって、内装などを見るとちょっと高級仕様。その割には、価格がお手頃。
そんなヴェゼルは結構売れそうな予感がビンビンしてきます。
- リッター27kmの低燃費
ここらへんホンダが上手いと思ったのが、これがフィットシャトルとして発売していたら、やや見劣りする数値。そこをちょっと高級感を漂うクロスオーバーとして発売したことで、むしろ優れた数値に錯覚してしまう。ま、実際優秀なんですが。
SUV車としては車体が一回り小さいことはデメリットでしかないんですが、ただ『日常の足車』として考えると却って「手が出しやすい」。遊びの車として良くても、普段から乗れない車だったら意味がない。
- 質感が高めの内装シート
内装の質感が高い。若干ジジババ臭さは残ってるものの、200万円前後で買えることを考えると、なかなか妥当。必要十分。
リアシートの座面も長くしてあって、同乗者も乗り心地は良さそう。N-BOXが好例ですが、最近のホンダはこの座面を短くして室内空間を広く見せる偽装が多いので、それが改善されたことは望ましい。
http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/626/924/html/39.jpg.html
センターパネルも運転席側に向いているのが、地味にすごくイイ。ドライバーの使い勝手が向上。このちょっとした心配りが憎い。他の車も学ぶべきでしょう。
- 全てにお手頃?
一方、CX-5のガソリン車は200万円から。クリーンディーゼルターボになると260万円から。スバル・フォレスターもほぼ同価格帯ですが、やや燃費が見劣り。ハリアーあたりは更に高価格。最近フルモデルチェンジした日産・
排気量も1500ccと少なめで、他と比較するとパワー感が見劣りするんですが、日常で使う範疇では全然余裕。だから、通勤時ちょっと退屈を凌ぎたい人であるとか、昔ブイブイいわせてた還暦を迎えたオジサンが無理なく買える範囲内の車。
少なくとも燃費は悪く無いだろうし、税金自体もやや安め。だからアクアなどを買うぐらいであれば…というユーザーが増えてもおかしくない。日常でも遊びでも使える、ちょうどいい車という感じ。
【スポンサーリンク】