富士重工の1台当たりの利益は34万円台と2位のトヨタ自動車に10万円以上も差をつけている。販売台数が少ないこともあるが、「輸出比率が高く円安の恩恵を受けやすいうえ、得意分野の車種に絞り込む戦略が採算性を高めている」(日経)と分析している。
http://response.jp/article/2013/12/17/213154.html
富士重工…つまりSUBARUが景気良いですよっていうニュース。新聞でもよくスバルの求人広告を見かける。その理由が、「一台あたりの儲け」が抜群。しかも日本で製造して、外国へ輸出してる。だから国内の工場がフル生産体制状態ということ。
でも『円安』が理由なら他のメーカーも同じじゃね?と思いがちですが、少し違う。
何故なら、今現在、日本メーカーの多くは海外で生産して、海外で販売してる。要するに『現地生産』が主流。特にホンダは国内での生産を目に見えて減らしてる。だから、実はあまり「円安の恩恵を受けてない」メーカーが多い。あと海外で日本産ブランドも、言うほど人気はないそう。
- トヨタはそれでも2位!
この理由はやはり「ラインアップの豊富さ」。おそらくアルファードやクラウン、これからはハリアーなどの高級車が平均額を押し上げてるはず。だったら従業員さんのボーナスや給料をグイッと上げたいところ。組合「ベア!ベア!ベア!」
そしてマツダも利益率は三倍増だそう。これもやはりCX-5やアクセラなど価格帯が高い車種が売れてるからだと思う。
- スズキは最下位…ダイハツは?
普通車もそれなりに売れてると言っても、せいぜいスイフト・ソリオのコンパクトカークラスが関の山。ソリオをもっと大きくして売れ筋価格を引き上げたり、SUVのiV.4も発売されるという噂ですが、もう少しラインアップを増やしたいところでしょうか。
じゃあダイハツはどうなのかと言うと、ランキングからは何故か除外。軽の専売メーカーだからか、トヨタの子会社だからそこで計算に入ってるのか理由は不明。確かスズキより収益性は悪かったはず。
台数も大事ですが、一台あたりの利益率も大事だよというニュースでした。
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