先月8月の新車販売台数が発表。新型タントがナントカ首位を維持したものの、その台数が12000台。
タントの勢いが…というより、軽自動車全体の勢いがピンチ状態。ワゴンR、デイズ、N-BOXがからがら1万台を維持してるものの、このままタントもズルズル下げていきそうな気配。この記事にタイトルは少し煽ってみましたが、決して可能性がないとは言い切れないと思う。
ダイハツの落ち込みが顕著
一応新型タントは今年に入ってから首位を維持し続けてますが、ダイハツはそれ以外の車種が伸び悩んでる。先月8月を見るとミラ(イース)が7500台。ムーヴに至っては、6000台を割り込んでる状態。来月にフルモデルチェンジが待ってるとは言え、ここまで落ち込む?っていう。
メーカー別の状況を見ると、ダイハツの落ち込みが顕著。先月も引き続き、スズキに負けてる状態。7月の状態より差は縮まったものの、依然としてその差は大きい。
前年比で見ると、ダイハツはまだ8割ちょっとに留めてますが、ただ昨年はフルモデルチェンジ待ちのタントの台数が相当落ち込んでた。それを考慮すると、全然喜べないレベルだと思う。
スズキと日産が前年比で落ち込んでない理由
スズキと日産だけが、前年比で健闘。スズキは3.3%減。日産は2.7%減。この理由は、ひとえに新型車の投入。スズキは今年1月にハスラー、日産は今年2月にデイズルークスを投入してる。このおかげで、なんとか消費税増税前の水準を維持できてる。だから、「売れる商品」が根本的には大事ということ。
また日産はネット広告をバンバン打ってるので、おそらくその影響も大きい?自分だけかも知れないですが、日産のネット広告は本当によく見かける。ダイハツやスズキ・ホンダはほとんど見かけない。色んなサイトやブログを覗く度に、日産のDAYZを見かけるので効果あるんだろうなーと。
そういえば最近、日産は経営陣がどんどん辞めてってゴタゴタしてますが、それがどういう風に作用していくかは分かりませんが、良い意味で「保守的な部分」が減るといいなと思う。
今こそカーリースの時代?
軽自動車に限らず、普通車も1万台を突破したのはアクア・プリウス・フィットのみ。本当ハイブリッド車しか売れてない。純粋なガソリン車で5000台を突破したのは、スバル・レヴォーグのみ。さすがEyeSight3。円安でガソリン価格がアップしてる影響も強いんでしょうか。ただこういう厳しい状況だからこそ、短期間月額制で乗れるカーリースといったサービスが普及させるチャンスかも知れない。数年は様子見で新車を借りつつ、また景気が良くなってくれば購入するかどうか選択してもいいわけですからね。
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