そして新型 Eクラス クーペ(C207)も、このセダンとは少し遅れて2017年後半頃にフルモデルチェンジする模様。日本国内だと2018年以降の投入になるか。とりあえず来年春のジュネーブモーターショーでお披露目されるとか。コードネームはC209(先代)→C207(現行)と数字が減ってるので順当に行けば「C205」とかになる?
そこで新型Eクラスクーペのフルモデルチェンジ最新情報を簡単にまとめてみました。
【スポンサーリンク】
Cクラスベースからの卒業♪
「Eクラス」という名前ではありますが、現行Eクラスクーペのベースは実はCクラス(W204型)。しかも2014年にフルモデルチェンジした新型CクラスはW205型ですので、CクラスはCクラスでも更に古いCクラスが元。
ただ新型 Eクラス セダンのモデルチェンジに伴って、Eクラス クーペでも同じくFR専用の新型プラットフォーム「MRA」が採用されて相当軽量化されます。だから次期Eクラスクーペでようやく名前通りの中身に変わる感じです。まさに尾崎豊ばりの「Cクラスからの…卒業~♪」といったところ。パチパチ。
新型 Eクラス クーペのサイドから見るとこんな感じだそう。リア部分が「ピラーレスハードトップ」な風合いを採用されてます。Sクラスクーペなどと同様にしっかり「クーペ色」がにじみ出てる模様。
新型Eクラスセダンと同じく、きっと新型Eクラスクーペ(C208)も高級感あるインテリアが共通して採用される予定。アウディやBMWなど高級車で最近増えている大型ディスプレイ(タッチパネル)が鎮座。そこにはスピードメーターやタコメーターなど、様々な情報がそこに表示されます。
【スポンサーリンク】
エンジンラインナップにはPHVなど追加へ
2009年にモデルチェンジした現行Eクラス クーペ。最初こそ3.5LのV6エンジンと5.5LのV8エンジンがラインナップされてましたが、現在では2.0L 直4ターボエンジンの「E250 Coupe」と3.5L V6ターボエンジンの「E400 Coupe」のみになります。
フルモデルチェンジ後の新型Eクラスクーペでも、このエンジンラインナップを基本とするっぽい。他にもディーゼルエンジン「E220d」「E350d」 が用意されてます。
やはり新型Eクラスセダンにはプラグインハイブリッドモデル「E350e」や、600馬力超えの4.0L V8ツインターボを搭載したハイパフォーマンスモデル「E63 AMG」が用意されてますが、こちらも準じてクーペでも同じくPHVなどが投入されるっぽい。
ただ日本国内だと海外と同じようにラインナップが充実する可能性は低そうですが、最近Cクラス(W205)にもディーゼルエンジンが追加されたので期待も膨らみます。外車・輸入車販売でナンバーワンを走ってますから、2016年2017年以降もメルセデスベンツの攻勢は続くでしょう。
【スポンサーリンク】
Eクラスクーペは2ドア、CLSは4ドアのナゾ
ちなみにメルセデスベンツのクーペには「CLシリーズ」というブランドもあります。
一応、EクラスクーペやSクラスクーペは「2ドアクーペ」、CLAクラスやCLSクラスは「4ドアクーペ」といった住み分けがされてます。でも何故CLAやCLSの方が実用的な4ドアなのか感覚的に理解しづらい。しかもエンジンラインナップは豊富。個人的にはCLシリーズを2ドアクーペにすればいいのに…と思いました。
ましてやCLAクラスはAクラスベースなのに対して、何故か現行CLSクラスはEクラスベースのクーペ。つまり今後はCLSクラスとEクラスクーペがキャラ的に被って、尚更ゴチャゴチャしててややこしくなる。もしかするとSUVの「GLシリーズ」のようにブランド名の整理統合がいずれ行われる可能性もありそう?
【スポンサーリンク】