2015年1月7日水曜日

マツダCX-3の価格が割高なのも納得できるワケ

CX-3の車両価格は、公式発表を待つことになるが、既に暫定的なものがインターネット上に出回っている。
http://car-research.jp/mazda/cx-3-11.html
コンパクトSUV・マツダCX-3の価格がやっぱり高すぎた件。

CX-3の価格は最低でも240万円近い

エントリーグレードのXDは、FFが237万6000円、4WDが259万2000円。
ミドルグレードのXD Touringは、FFが259万2000円、4WDが281万8000円。上級グレードのXD L Packageは、FFが280万8000円、4WDが302万4000円となる。
http://car-research.jp/mazda/cx-3-11.html
廉価グレードですら240万円近い。CX-3のスタート価格は軽くプリウスを超えて、ちょっとしたミニバン車並。コンパクトSUVというジャンルを考慮しても、さすがに高い。ホンダ・ヴェゼルハイブリッドよりも12万円高。記事でも「かなり強気な価格設定と感じた」と結ばれていた。

やっぱり、この理由は至極明快で「クリーンディーゼルモデルしか用意されてない」ということ。前々から噂があったように、CX-3のガソリン車は発売されない模様。

CX-5のディーゼル比率が9割

このCX-3には「クリーンディーゼルしか発売されない」という背景もすごく明快。

マツダの山内孝社長は、『CX-5』の国内でのディーゼルエンジン比率が、12月に行った一部改良を機に90%を超えたことを明らかにした。
http://response.jp/article/2013/02/07/190609.html
既に発売されてる、更に車格が大きい本格SUVの「CX-5のディーゼルエンジン比率が9割近い」らしい。

だから逆に言うと、マツダとしたら「CX-3は最初からガソリン車は発売しなくていいんじゃね?」と判断しても当然の結果。仮にクリーンディーゼルオンリーにラインナップを絞ったとしても、価格が全体的に割高になっても、特にCX-3の販売では混乱が起きないのは自分のような素人でも分かる。

ただそれでも価格を考えると、CX-3の販売動向で吉と出るか凶と出るか気になる所。さすがにCX-3のベースと言われてるデミオは、そこまで9割近いディーゼル比率はなかったと思うので。もしかするとCX-3の戦術が成功すると、CX-5のガソリン車はラインナップから消滅する可能性も?

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