ホンダは、12月1日に発売を予定している新型ハイブリッドセダン「GRACE(グレイス)」に関する情報を、10月31日にホンダのホームページで先行公開した。ホンダから新型ハイブリッドセダン「グレイス」が12月に発売されるそう。ホンダのセダン車と言えばアコードですが、それとは違ってかなりコンパクトな車体。
http://autoc-one.jp/news/1954895/
そこで新型グレイスとフィットの内装を比較したらほぼ同じだった。
ホンダ新型グレイスとフィット内装比較
(左フィット・右グレイス)
まずインパネ周りを見てみると、こんな感じで全くほぼ同じ。
(左フィット・右グレイス)
シート周りを見ても、やっぱり似てる。
ただ完全に一致してるかと言えば、そんなこともなくて、やはり新型グレイスの方が質感がやや高め。新型グレイスはハイブリッドエンジンオンリーってこともあって乗り出し価格が200万円超えと言われてるので、その価値はありそう?
ホンダ新型グレイスは あのシティ
じゃあハイブリッドセダン「グレイス」が、何故フィットと内装や見た目が同じかと言えば、答えは簡単。新型グレイスは、かつて日本でも販売されていたシティそのもの。シティは90年代に日本では消えてしまいましたが、その後は東南アジアなどで復活。2000年前半にはフィットベースのセダン車として、海外では現在も売れてるらしい。つまり、そのシティことグレイスが日本に逆輸入されるカタチ。
全長 4,440mm
全幅 1,695mm
全高 1,495mm
ホンダ・シティ(新型グレイス)のボディーサイズを見ると、こんな感じ。
全長 3,955mm
全幅 1,695mm
全高 1,525mm
じゃあホンダ・フィットのボディーサイズがどれぐらいか見てみると、ほぼ同じ。全長こそセダンのシティ(グレイス)には負けてるものの、まさにTHEフィットベース。
だからヴェゼルが「フィットSUV」だとすると、新型HVセダン「グレイス」はまさに「フィットセダン」と言い換えることが可能。
コンパクトセダン車は今の時代にこそウケる!
新型グレイスの登場に思うことは、コンパクトセダン車は今の時代に合ってると思う。90年代までは大型のセダンがやっぱり人気で、小型セダン車が付け入る隙はなかった。ただエンジンにしろボディーサイズにしろ、世界的にダウンサイジングが主流。まさに新型グレイスは、登場するべくして登場したと言える。日本に限らずかも知れないですが、コンパクトカーといえば、ほぼハッチバックタイプ。同じハイブリッド専用のトヨタのアクアにしたって、最近ブイブイいわしてるマツダ・デミオにしたってハッチバック。さすがに飽きてきたドライバーさんも多そう。
同じセダン車のアコードはパッとしませんが、だから新型グレイスは結構売れちゃいそう。ホンダ初(?)の「ハイブリッド専用」なのでこれが上手いこといけば、フィットもガソリンエンジンはいずれ消滅する可能性も?
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