マガジンX8月号 |
そこで現行N-ONEと、そこから車高を5cm低くしたバージョンを比較してみた。
現行N-ONEの車高を50mmほど低くするとこんな感じ。ルーフのアンテナを見ると確実に下がったことは分かると思いますが、うーん。
右がN-ONE LOW風 |
下がN-ONE LOW風 |
現行のN-ONEとほぼ同じ
シンプルに車高を50mmほど下げてみても、現行N-ONEとの違いがほとんど分かりませんでした。しかも実はN-ONE LOWでは丸みを帯びたルーフをフラットな形状にするなどして全高を下げてくる。もちろんサスペンション関連をイジってくるものの、だから実物のN-ONE LOWは自分が編集した画像以上に変化が分かりづらい。冒頭の画像にN-ONE LOWが既に載ってたんですが、実際自分はこれがN-ONE LOWの画像だと気付くのにかなり時間がかかった。だから全高を下げてくるとは言っても、N-ONE LOWがハスラーなどに対抗してデザインや見た目による訴求力を上げてくるという意味合いは低そう。
そこでN-ONE LOWのウリを見てみると「立体駐車場にも駐車可能」と謳ってるようですが、さすがにこれだけだとインパクトに欠ける。そこで考えられるのが、「燃費性能の向上」。全高を下げたら空気抵抗が減るので、それだけ燃費面では貢献しやすい。ルーフの膨らみなどをフラットにすれば多少軽量化もされるはず。
現行N-ONEの燃費がリッター28.4キロなので、新型LOWでは燃費30キロまでは乗せてくることは十分可能な気はする。おそらく「LOW」という名前には「経済的な負担も低いんやで!」という意味も含まれているような気はする。もし燃費性能を追求したモデルになるならエンジンスペックも多少イジってきそう。
同じ8月にはダイハツからハスラー風の「CAST」が発売されるなど、軽自動車にとって今年の夏はやはり暑くなりそう!
【スポンサーリンク】