2014年11月27日木曜日

【ソニー損保】やさしい運転の注意点とは?

ソニー自動車保険のやさしい運転でキャッシュバックされるサービス
ソニー損害保険は、急発進や急ブレーキの少ない「やさしい運転」を続けると、保険料を最大20%返金する自動車保険を来年2月から発売する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141123-00050096-yom-bus_all
ダイレクト自動車保険で有名なソニー損保が、なかなか面白い自動車保険「やさしい運転キャッシュバック型」を来年2月から販売するそう。

急ブレーキなどを控えるだけで保険料の20%還元

それが急ブレーキや急発進など荒い運転を控えるだけで、収めた保険料の最大20%がキャッシュバックされる。だからこの記事のタイトルの「安くなる」という表現はやや誤解を招くか。

じゃあ、どうやって急ブレーキや急発進をしたか判断するかと言えば、ソニー損保側から小型計測器(ドライブカウンタ)を無料で貸与してもらえる。その計測器で加速や減速を判断して記録する。最近の自動車は元々エコ運転かどうかを判別してくれるので、あの延長線上?

運転の優しさは点数化されて、100点満点中90点以上で保険料の20%、80点台で15%、70点台で10%、60点台で5%返金されるらしい。もちろんそれ以下の点数だとキャッシュバックはされない。

例えば、保険料が年間4万3280円の場合、最大8660円を返金する。
具体的に金額として示されると、結構見過ごせない金額。最低でも2164円。

やさしい運転キャッシュバック型を契約する時の注意点

ただソニー損害保険が来年2月から売り出す「やさしい運転キャッシュバック型」には、少し注意点がある。

そもそも従来の保険料より少しだけ高い。金額にすると3000円程度だそう。荒い運転でキャッシュバックされない場合は言うまでもなく、もし採点が60点台(5%返金)だった場合も、元を取れないどころから却ってマイナスになることも。

あと運転日数が180日以上ないとダメらしい。記事では詳しく載ってませんでしたが、契約日から180日以上時間が経てばいいってことではなく、365日のうち180日はドライブしなきゃいけない。およそ1年の半分

だから普段運転しない主婦さんにオススメできる自動車保険かと思いきや、案外そうではない。実は「やさしい運転キャッシュバック型」は、結構運転する人向けの自動車保険だと分かる。

ソニー損保に限らず、距離に応じて保険料が決まる自動車保険がありますが、主婦さんは相変わらずそういう保険を選択するのがベター。

詳しくはソニー損保のサイトで確認してもらうとして、ただ結構面白い試み。これで交通事故全体が減ってくれると、自動車保険料が下がるなど他のユーザー全体にも波及する。最近は損保大手3グループが過去最高益を叩き出してますから、いつか自動車保険料が下がると期待したい。

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