現在は中国メーカーの傘下に入っているようですが、日本でも昔からボルボの輸入車は人気。このボルボも世界的な流行りにも乗って「XC60」や「XC90」といったSUVラインナップが充実してますが、いかんせんボディーサイズが大きめのSUVが多めです。
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そこで今回ボルボ新型XC40に関する最新情報を簡単にまとめてみました。
ボルボ新型XC40はV40ベースではないらしい
結論から書くと、このボルボ・XC40には「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)」と呼ばれる新開発のプラットフォームが採用されます。名前の通り、ボルボのコンパクトカー使われるプラットフォーム。
このCMAが初めて採用されるのがボルボXC40とのこと。つまり、ボルボXC40はV40ベースではない。マジか。
冒頭画像のテストカーのホイールアーチを見るとリップが追加されてる。このことからスクープ記事では、どうやらボルボXC40はV40よりホイールベースが伸長されて、XC40の全幅もかなり拡大されることが伺えるんだそう。
ボルボ新型XC40の車体スペックは4400×1880×1700mm(全長×全幅×全高)とのこと。かなり全幅が際立ってる感がありますが、ざっくり例えると新型XC40はメルセデスベンツ・GLAの車体サイズとほぼ同じ。
ただ2016年5月にはV40やS40の次期モデルには採用すると発表されているので、結果的にはボルボXC40とベースが同じになることは違いなさそうです。V40は2012年に登場したので、このボルボ・XC40発売の翌年か翌々年かにフルモデルチェンジされるのでしょう。
新型XC40はXC90と共通デザインへ
やはり気になるのがXC40のデザイン。
改めてマガジンXさんのXC40のスクープ画像を貼っておくと、こんな感じになります。
ざっくりまとめるとXC40は最小コンパクトSUVではありますが、最上級モデルのXC90と共通したデザインになるらしい。具体的には中央部がくぼんだ立体感あるフロントグリルへ。トールハンマー型のヘッドライトへ。
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だからXC40は最小コンパクトとは言っても、かなり質感が高いSUVに仕上がっているらしい。XC40の発売時期は2017年後半とありますが、冒頭でも書いたように日本販売は2018年をまたぐでしょう。それでもXC40は人気が出そうな雰囲気が今からビンビンであります。
新型XC40は4WDではなくFFがメインになる?
それを予期させるのがボルボXC40は「FFモデル」がメインになりそうという情報。
例えばXC90のラインナップは4WDモデルだったりしますが、それだけSUV車とはいえ基本的に「街乗りメイン」。燃費などを考慮したら、FFモデルの販売を拡充していこうとボルボが考えるのも自然な流れか。
だからリアサスもXC40はシンプルなトーションビーム式が採用されているらしい。きっと値段的なことも考慮してのことか。本格的なSUVを望んでいる方にとってはやや嬉しくない情報ですが、逆に考えるとコチラの手が届きやすくなったと考えれば無問題か。
ボルボ新型XC40は簡易ハイブリッドを設定か?
そこでボルボXC40のエンジンラインナップを見てみると、2.0L直4ディーゼルターボエンジンが主流になるとのこと。現行V40やXC60などにも設定されていますが、きっと同じエンジンを搭載するに違いない。だからXC40のカタログ燃費は最大20km/L前後と予想されます。
そしてXC40の注目点は「1.5L直3ハイブリッドエンジン」を新たに追加するという情報も。
ただいわゆる本格的なストロングハイブリッドではなく、トランスミッションにモーターを組み込むタイプ。スバルが採用してるハイブリッドの仕組みと似たような、いわゆるマイルドハイブリッドの類い。きっとボルボXC40は日本の市場や新興国市場を狙っているのかも知れません。
ちなみに、このボルボ新型XC40は2018年3月に日本国内で発売済み。私の予想通り、発売時期は2018年を跨いだカタチ。
そこで試乗ブログ「カーギーク」では既にボルボ新型XC40の試乗インプレッションはレビュー済み。価格情報やエンジンスペックなど網羅的にまとめてあるので、ボルボ新型XC40購入時の参考になるはず。是非参照してみてください。
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