2016年10月5日水曜日

【2017】新型セレナ vs ステップワゴン 比較して分かった予防安全以外のおすすめポイント【2018】

日産を代表するミニバンと言えば「セレナ」ですが、ようやく2016年8月にフルモデルチェンジされました。先代セレナは2010年11月と随分前に登場したので、一向に新型が発売されないのでやきもきしてました。

何故なら新型セレナの競合車であるホンダ・ステップワゴンが一足お先に2015年4月に刷新されていたから。やはり新型車とモデル末期の車種を比較しても、その情報はあまり参考にはなりません。でもようやく新型セレナとステップワゴンを比較することができます。

新型セレナ ステップワゴン 比較まとめ
カートップ11月号
ということでカートップさんの試乗記事を参考に、新型セレナとステップワゴンを徹底的に比較してみたいと思います。両者のミニバンはどちらも予防安全性(自動ブレーキなど)に優れていることで知られていますが、果たしてソコ以外に注目する点はないのか?など考察してみた。

走り、維持費、居住性、シートの使い勝手、乗降性、コストパフォーマンスなど、必ずアナタが知りたいセレナとステップワゴンの答えが書かれているはず!(ΦωΦ)フフフ…



自動ブレーキなど予防安全面ではセレナがおすすめだが…



まずは自動ブレーキといった予防安全性の比較。何といっても新型セレナでは「自動運転技術」が導入されたことが話題になったので、やはり真っ先に比較しないわけには参りません。

結論から書くと、やはり新型セレナのオートパイロットシステムがステップワゴンよりも優秀。新型セレナの自動運転は「ACC(追従クルーズコントロール)」と呼ばれるシステムの延長線上なんですが、これは実はステップワゴンのホンダセンシングにも付いてる。

でも新型セレナは全車速で可能なのに対して、ステップワゴンはあくまで一定の速度以上(高速走行)でしか前車に追従してくれない。具体的に言うと、ステップワゴンは時速25km未満に速度が落ちると自動的に操作が解除されてしまう。

だからステップワゴンの場合は自動運転とはやや言いがたく、新型セレナのオートパイロットシステムは価格は高いもののそれだけの価値があると言えます。

ただステップワゴンのホンダセンシングは廉価グレード以外には標準装着されてる。しかもサイドカーテンエアバッグも標準装備など、ラストの総括でも後述しますがステップワゴンはコストパフォーマンスが非常に高い。

一方、新型セレナのオートパイロットはオプション装備。もちろんセレナにも自動ブレーキなどが標準装備されているものの、そこにはACCはありません。自動ブレーキの性能も検知速度が新型セレナは80km/hに対して、ステップワゴンは100km/hと実はセレナに勝ってる。

もちろん自動運転技術の性能面だけで見ると新型セレナの方がおすすめですが、だからといってトータルでステップワゴンが見劣りするってことはありません。

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セレナとステップワゴンの車体スペック比較


続いては車体サイズなど諸元データを比較してみます。あくまで基本的な情報の列挙がベースなので、この項目は読み飛ばしてくれても構いません。

新型セレナの車体サイズは4690×1695×1865mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは2860mm。ステップワゴンの車体サイズは4690×1695×1840mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは2890mm。

両者の車体サイズはほぼ同じ。セレナの方が上背がありますが、ステップワゴンの方がホイールベースが長め。果たして後述する室内空間や荷室空間の広さではどうなってるのかお楽しみ。

ちなみにハイウェイスターやスパーダといったエアロ仕様のグレードは全幅が1.7メートルを超えるなど3ナンバーサイズに拡大しますが、後述する維持費などには関係ないので気にしなくて構いません。

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内装や見た目の質感が高いセレナの方がおすすめ


じゃあどっちの見た目の方がそそられるのか?おすすめなのか?

もちろん人ぞれぞれ好みはありますが、新型セレナの方が質感が高い印象を受けます。ステップワゴンはよりツルッとしてる感じです。特にエアロ仕様のハイウェイスターやスパーダで比較してみるとより顕著になると思います。

セレナハイウェイスターの方がフロントマスクやサイドのプレスラインなど、全体的に角ばったデザインで飽きさせない。ミニバン車では珍しいツートンカラーもおすすめポイント。一方、ステップワゴンスパーダはノーマル仕様とデザインにあまり大差がなく、全体的に中途半端感は否めません。個人的にはもう少しインパクトあるデザインが欲しいのが本音。

新型セレナ ステップワゴン 内装インテリア比較
カートップ11月号
内装を比較してみると、こんな感じになります。やはり好みにも寄りますが、新型セレナの内装の方が質感は高めな印象を受けます。革風に見えるシボ加工とステッチの組み合わせが何とも上質感を演出してくれています。D型ハンドルもミニバン車では珍しく、何ともスポーティーな印象も与えてくれて新鮮です。

一方、ステップワゴンのインパネ周りの質感は決して低くもなければ、高くもないといったところか。それでもデジタルメーターなどはノア・ヴォクシーよりは先進的な印象を与えますし、後述しますが運転のしやすさといった点では視線移動を抑えたデザインは好印象です。

正直大差があるとは思いませんが、敢えておすすめするのであれば新型セレナの方が質感が高いと個人的に結論付けておきます。

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乗降性の良さはステップワゴンがおすすめ


ミニバン車はファミリーカーなので、小さい子供から足腰の弱いご老人まで乗車する機会も少なくありません。そこで重要になってくるのが乗降性(乗り降りのしやすさ)。この乗降性の良さを判断するのが、まず初めに乗り込む時のステップの高さ。

ベストカー10月26日号
結論から書くと、ステップワゴンの方が乗降性は優れてる。数字を見ても分かりますが、ステップワゴンのステップ高は39cmに対して、新型セレナは39cm→45cmと二段階に高くなってる。新型セレナはいわゆるサイドステップと呼ばれるものを採用してて、画像からも分かるように乗り降りしやすいとはお世辞にも言えないでしょう。

強いて新型セレナが優れてる箇所を探すと、ステップワゴンよりもアシストグリップが大きいのと、二列目シートのたわみぐらい。ステップワゴンの二列目シートは固くて掴みづらく乗降性ではやや難との分析。

他にも三列目シートへの直接的なアクセスなど考慮すると、乗降性の良さではステップワゴンがおすすめと結論付けられます。正確には新型セレナの方が見劣りすると表現した方が正しいかも知れない。プラットフォームそのものが古いままで低床化されてないんだから、そりゃあステップワゴンに勝てるはずがありません。

ただシートアレンジについては後述しますが、新型セレナは二列目中央席を前に移動させて、更に残りの二列目を横へ移動させると、三列目シートのアクセスルートが確保される。そういった点で考えると、決して新型セレナの乗降性が劣ってるとは言えません。

また新型セレナには足を車体下に入れるだけでセンサーが反応して、そのままスライドドアが開くオプションが新たに追加されてる。小さいお子さんや荷物を両手に持っていても、足先だけでドアが開くのは便利。新型セレナ購入者全体の7割が選択しているらしい。

他にも3列目シートからセカンドシートを倒せるフットペダルや、そのままスライドドアを開閉するボタンもグレードによって装備されているなど、新型セレナの乗降性の悪さは新機能や新アイテムといった付加価値でカバーできている節もなくはありません。

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走りや加速性能、静粛性ではステップワゴンがおすすめ


続いて走りや加速性能、静粛性の面で比較したいと思います。

結論から書くと、走りはステップワゴンの圧勝。排気量は1500ccと少ないですが、直噴ターボエンジン特有の低速トルクの太さは常用域では2400ccエンジン並み。アクセルを踏み込んでからドライバーが期待する加速感に達するまで一切のタイムラグがない。高回転域までぶん回しても痛快そのもの。

ステップワゴンの回転フィーリングは群を抜いて上質であり、もはやミニバンとは思えない軽快な加速感を体現。振動のなさや静粛性も言わずもがな。後述する「わくわくゲート」の導入によってリアの剛性感も実はアップしているなど、新型セレナはステップワゴンの足元にも及ばないといっても過言ではありません。

じゃあ新型セレナの走りがそこまで劣っているかと言うと、そこまで言い切れません。何故なら先代セレナと比較すると、しっかり新型でエンジンが向上しているから。例えばエンジンの内部抵抗を低くすることで、エンジンの回転数が上がってもそこまで不快なエンジン音を発しなくなった。

またリヤホイールハウスに吸音ライナーやスライドドア内部にも遮音材を採用するなど、新型セレナは静粛性という点では向上してる。やはりステップワゴンには負けるものの、新型セレナは走りの面で進化してることは間違いなさそうです。

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運転のしやすさ・ハンドリング性能はほぼ五分五分


走りを比較したので、続いては運転しやすさはどっちか比較してみたいと思います。特に世のお母様方にとっては重要な要素かも知れません。

走りや加速性能の良さでは群を抜いていたステップワゴンですが、高速走行における直進安定性やコーナリングの安定感はミニバン車としては上々。若干ロール感はあるものの、ハンドリングの良さも特筆モノ。

一方、新型セレナのハンドリングは軽めにセッティングされており、女性でも運転しやすいはず。でも高速時においてはどっしりとした重さを感じるようにセッティングされているなど、実は意外と直進安定性は高い。先代セレナと比較すると操作性がかなりシャッキリしたなど、全体的に大幅に改良されたと高評価が目立ちます。

その他の視界性の良さなどは大差ないと思われるので、基本的にはどっこいどっこいと評価してみます。ただ最小回転半径を見てみると、ステップワゴンが5.4Mに対して新型セレナは5.5Mですから、敢えて比較するならステップワゴンの方が取り回し性能が若干優れてると言えそうです。

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乗り心地や室内の広さの良さならセレナがおすすめ


続いて乗り心地の良さや室内の広さ(居住性の高さ)を比較してみたいと思います。室内の広さ全体では両者とも変わらないので割愛します。

結論から書くと、新型セレナの方が全体的な乗り心地が勝ります。ショックアブソーバー(ダンパー)をサイズアップしたことで大きな凹凸でもスムースに衝撃を吸収してくれる。一方、ステップワゴンは小さな凹凸は吸収するものの大きな凹凸ではイマイチ。

新型セレナ ステップワゴン 2列目3列目シート 比較
カートップ11月号
また座り心地に関しても、運転席に関する居心地の良さこそステップワゴンが勝りますが、新型セレナは2列目3列目ともしっかりシートの厚いので全席が快適そのもの。3列目シートに至っては日産上級車と同じものを採用してるんだそう。

どうしてもステップワゴンの3列目シートは床下に収納するので、その分だけシートの厚みが薄いので突き上げ感などが否めない。3列目シートの座面長を見ても、新型セレナが480mmに対してステップワゴンは415mmしかない。

また前後のシート間隔を見てみると、2列目が新型セレナが33cm、ステップワゴンが32cm。3列目が新型セレナが10~30cm、ステップワゴンが22cm。新型セレナは三列目シートがスライドできるので幅がある数値になります。それだけ足元空間が新型セレナでは広げることも可能。

そういった諸々を考慮すると決してステップワゴンの乗り心地が悪いとまで言いませんが、同乗者の快適性では新型セレナの方が優れてると言えそうです。強いてステップワゴンの三列目シートを褒めるとしたら、シート幅は広いという点と見晴らしが良い点。


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二列目三列目のシートアレンジ力は新型セレナがおすすめ


室内の広さや乗り心地を見たので、次は2列目3列目シートの使い勝手や収納性の高さを比較してみたいと思います。やはり結論から書くと新型セレナの方がシートアレンジに優れてるのでおすすめできます。

まずは二列目のシートアレンジ。やはり新型セレナは先代から引き続き、2列目中央席を運転席と助手席の間に移動させることでキャプテンシート的な使い方ができる

また乗降性の件でも触れましたが、横スライド機構が付くので真ん中に空いた部分にスライドさせることも可能。そのことで三列目シートへのアクセス性がアップする。まさにセレナは「シートアレンジの王様」といった所か。

また新型セレナの三列目シートにはテーブル(2列目背面)が付いてたり、USB電源も6個用意されているなど、そういった小物類でも充実していておすすめ。

一方、ステップワゴンの二列目シートはBピラーにシートベルトが埋め込まれているので若干使い勝手が悪い。新型セレナなどのように、シートそのものにシートベルトを埋め込んである方が使い勝手は良いはず。

ただステップワゴンは三列目シートの床下収納が非常に簡単。ベストカーさんが実験した所によれば、格納までにかかった時間は新型セレナが30秒10に対して、ステップワゴンは23秒48とそこまで大差はありませんが、それでもワンタッチで誰でも格納できるのはおすすめポイント。

逆に新型セレナは三列目シートが重厚な分だけ、とにかく格納するのに力が必要。女性にとっては重労働以外のなにものでもないでしょう。新型セレナでは乗り心地が良いだけに、3列目のシートアレンジではかなり不利に働きます。もちろんセレナの3列目シートは前後にスライド可能ですが、2列目シートのアレンジ力が高いが故に、どちらかが確実に犠牲になるのはもったいない気がします。

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荷室ラゲッジの広さや使い勝手はイーブン


シートアレンジの次は荷室の使い勝手や広さを比較してみたいと思います。

地面から荷室ラゲッジの床面までの地上高は、新型セレナが52cm。ノア・ヴォクシーが45cm。ステップワゴンの低さだけが際立ちます。それだけステップワゴンの方が荷物の乗せ降ろしがしやすいと予想できます。

新型セレナ ステップワゴン 荷室ラゲッジ 広さ使い勝手 比較
カートップ11月号
そこで荷室を比較した画像を見てみると、こんな感じになります。画像を拡大してもらえると分かりますが、新型セレナはやはり跳ね上げた三列目シートが猛烈に邪魔。明らかに飛び出てる。前述のように、しかも三列を跳ね上げるのが相当手間がかかるので重労働。

一方、ステップワゴンのデメリットは三列目シートを収納するのは非常に楽ちんですが、床下のスペースそのものが消失してしまうこと。もちろんどういった使い方をするかにもよりますが、敢えて甲乙を付けるのは難しい気がします。

ベストカー10月26日号
画像はノア・ヴォクシーも写ってますが、両者はバックドアが特徴的なミニバンとしても知られています。真ん中のステップワゴンは「わくわくゲート」という左半分だけが開くバックドア。一方、右の新型セレナは上半分が開く「デュアルバックドア」を採用してる。どちらも狭い立体駐車場などでも簡単にバックドアの開閉が可能で利便性は非常に高い。

ステップワゴンは左半分だけドアが開くことで、人がバックドアから乗り降りすることが可能。当然重量も半分だけで軽いので、女性にとってはかなりありがたい配慮ではなかろうか。強いてステップワゴンを批判するなら、開閉できるのは左ドアだけに限られている点か。

新型セレナもバックドアを全開する必要が無いので利便性や使い勝手は高そうです。思わず「へいらっしゃい」という掛け声が聞こえてきそうですが、移動販売車として新型セレナを使えそうな感じもします。強いて批判するなら新型セレナのバックドアだと、やはり荷物をその高さ(おそらく110cm程度)まで持ち上げなければいけない点。重い荷物だと素直にバックドア全開にした方が便利ってことも。

だから新型セレナもステップワゴンも一長一短。格納のしやすさや荷室地上高の低さでステップワゴンがやや実用性が上回る程度でしかなく、個人的にはイーブンといったところ。新型セレナは乗り心地の良さの犠牲と割り切れば問題なし?

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実燃費ではほぼ互角

カートップ1月号
ミニバンとはいえ気になるのが実燃費。結論から書くとセレナもステップワゴンも実燃費では大差なし。カタログ燃費達成率で比較するとステップワゴンの方が優秀ですが、基本的に気にしなくていいはず。

実燃費を計測したコースはどちらともアップダウンが多かったそうですから、このクラスのミニバンで実燃費13km/L前後出てたらセレナもステップワゴンも十分合格レベルでありましょう。


値引きではステップワゴンが圧倒的に有利


続いて値引きで比較してみると、ステップワゴンの方が圧倒的に有利。そう聞くとステップワゴンがすごいように思えるんですが、単に販売台数が奮っていないから値引きが拡大してるだけ。

ステップワゴンの平均値引き額が30~40万円に対して、新型セレナの値引き額は20万円を超えたら上々といった所でしょう。やはり発売したばかりということもあって、ステップワゴンと比較すること自体がナンセンスでしょう。新型セレナには割安の自動運転搭載のモデルが2017年3月までは発売されるらしいので、当分はそれを狙っていくのが王道。

2017年以降は性能が高い自動ブレーキを売りにしてる両者ですから、立派に競合してくれるはずです。やはり新型セレナの自動運転の価格は高いので、そこをコスパが高いステップワゴンユーザーがどう攻め入るかがカギになってくるでしょう。

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維持費ではステップワゴンがおすすめ


ラストは維持費。Mクラスミニバン車を購入する層を考えたら、特に維持費が安いに越したことはありません。

まず減税措置を見てみると、新型セレナもステップワゴンもどちらとも自動車取得税が60%、自動車重量税が50%、自動車税は50%が減税される。だから維持費という点では、両者ともに同じよう思えます。

でも実は違う。先程も書いたようにステップワゴンのエンジン排気量は1500ccですが、新型セレナの排気量は2000cc。だから自動車税でお互いに維持費の負担差が生まれます。あくまで2016年に限った話で、自民党が更に増税したり税制を改正した場合には、これに限った話ではありませんのでご注意を。

具体的な金額を見てみると、ステップワゴンが毎年3万4500円の自動車税がかかるのに対して、新型セレナは3万9500円の自動車税がかかる。つまり維持費で毎年5000円の差額が生まれる計算。ちなみに翌年分だけはその金額から減税されるので、ステップワゴンが1万7500円で新型セレナは2万円なので2500円の差額になります。

自動車ローン金利に関しては日産もホンダも頑張ってるので、そこではあまり差が生まれない気がします。前述の実燃費ではお互いに違いはなかったことも考えると、個人的には維持費ではステップワゴンがおすすめと評価してみます。


個人的なおすすめはステップワゴン


以上、新型セレナとステップワゴンを長々と比較してきたわけですが、一言でどっちが買いかと評価するのはやはり大変。自動車雑誌でも完全な評価を逃げているぐらいですから。

でも個人的におすすめするなら「ステップワゴン」を推したいと思います。とにかくコストパフォーマンスが高い。セレナには負けるものの、性能が高い自動ブレーキは売れ筋グレードにほぼ標準装備されてる。本革ステアリングや後席シートヒーターなども標準で装備さえれているなど、装備面ではかなり充実してる。それでステップワゴンの価格帯は新型セレナより全然安いぐらい。

逆に言うと新型セレナは全体的に割高で、自動運転などその他のオプション装備を追加していくとヴェルファイアあたりも視野に入ってくるでしょう。当面は値引きの渋さも含めて、本当に価格だけを考えたらステップワゴンの方がお得に買えるはず。

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セレナとステップワゴンの特徴・評判口コミまとめ


え?それでも納得できない?しょうがないなー。本当にラストのラスト。敢えて両者を大まかな特徴で大別してみたいと思います。

同乗者視点でおすすめするなら、新型セレナ。何といっても2列目3列目シートの座り心地や乗り心地が快適。またシートアレンジも豊富なのでありがたい。また目新しさや細かい装備(キャップレス給油口など)で選ぶのであれば、新型セレナになります。

一方、ドライバー・運転者視点でおすすめするなら、ステップワゴン。とにかくミニバンとは思えない軽やかな加速感は運転してて楽しいの一言。ファミリーカーではありながら、所有欲や愛着が湧くに違いない。大人数を乗せる場合も考えたら、この加速感は絶対ほしい。また財布への優しさを重視するならステップワゴンがおすすめです。

ちなみに「新型セレナ VS ノア・ヴォクシー」と「ステップワゴン VS ノア・ヴォクシー」は比較済みですので、そちらの方が気になる人は後でチェックして見てください。他にも「2000cc以下のおすすめミニバン車人気ランキング」という記事も作成済み。ボリューミーな記事ばかりなのでブクマしておくことをオススメしておきます。

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