事前情報ではイグニスの価格は150万円という予想が大勢でしたが、実際には全車にマイルドハイブリッドを搭載したにも関わらずお買い得すぎる138万円から。ソリオのガソリンモデル「G」の価格が145万円からなので、むしろマイルドハイブリッドのイグニスの方が安い。想像していた以上に、かなり戦略的な価格になったイグニス。
もちろん優秀な自動ブレーキ・デュアルカメラブレーキサポートも設定されるんですが、何故かイグニスの場合は少しだけ高い。ソリオに設定されてるデュアルカメラブレーキサポートの価格が+5.94万円に対して、イグニスに設定されてるセーフティーパッケージの価格が+9.72万円。差額がなんと3.78万円。
何故?
イグニスにはカーテンエアバッグが設定される!
答えはシンプルです。イグニスには新たに「カーテンエアバッグ」が付いてくるから。おそらくスズキ初のカーテンエアバッグ?
ソリオのハイブリッドモデルにはフロントシートSRSサイドエアバッグが標準搭載されてますが、このカーテンエアバッグはオプションでも選択できません。色んな自動車評論家(ある特定の一人?w)にスズキ車があーだこーだ言われてたことが影響してるのかも知れません。
そもそもお互い使用している名称が違うことからも明らかですが、イグニスは「デュアルカメラブレーキサポート+カーテンエアバッグ」なのに対して、ソリオは名称通りに「デュアルカメラブレーキサポート」のみ。これがそのまま約3.8万円という価格差に繋がってます。
とはいえ、イグニスとソリオの車体価格差は20万円ほどありますので、イグニスのお買得さが揺らぐことはないでしょう。いずれスズキ車はイグニスの「セーフティーパッケージ(デュアルカメラブレーキサポート+カーテンエアバッグ)」がデフォのオプション設定になっていくはず。
カーナビがiPhoneのカープレイに対応するなど先進装備も充実してて、割りと本気で購入を考えさせてくれるイグニスですが、少し気になるのが燃料タンク容量が32Lと小さめ。イグニスはカタログ燃費こそ28.8km/Lと頑張ってますが、燃費をリッター26キロ前後に減らしてでも燃料タンク容量37L前後は欲しかった。結局、給油回数が変わらないか減ってしまうなら、こっちは低燃費を実感できないんじゃね?と最近特に思います。
また近々登場するバレーノに設定されるかも知れない1.0L ターボエンジンの動向も気になる所ですし…と言い出せばキリもないですが、来年4月には消費増税で家計が苦しくなるのでイグニスに限らず、欲しいクルマは早めに購入しておくことに越したことはなさそうです。
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