2015年12月13日日曜日

日本のカーナビもアイフォンのカープレイに対応すべし!!

  米ゼネラル・モーターズ(GM)の日本法人は8日、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」と車を連携させる機能「カープレイ」を国内で販売する全車種に標準搭載すると発表した。カープレイ対応のカーナビは国内でも販売されているが、自動車メーカーが標準装備するのは初めて。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151209-00000086-san-bus_all
来年2016年1月からキャデラックやシボレーで発売してる車種のカーナビが、全てiPhoneの「CarPlay」に対応するらしい。具体的な車種名を挙げると、「ソニック」や「コルベット」「カマロ」「キャプティバ」、「エスカレード」や「ATS」などになります。


カープレイ(Car Play)とは?

そもそもカープレイ(Car Play)とは、カーナビの車載ディスプレイでiPhoneを操作できる機能のこと。だからアイフォンと接続するだけでカーナビで音楽を聴けたり、ポッドキャストのようなアプリをカーナビで聴くことも可能。ナビ機能自体もAppleのを使うことも可能。

http://www.apple.com/jp/ios/carplay/
他にはSiri(シリ)機能が搭載されてるので、電話もハンドルを離さずにかけられることができる。道交法上、スマートフォンや携帯電話は手にさえ持って通話しなければ違反にはなりません。つまり交通事故や運転操作の面で安全性が向上します。お巡りさんから摘発される可能性も減ります(笑)

http://www.apple.com/jp/ios/carplay/
Siri機能があるってことは、メールやLINEなど、テキスト形式のメッセージも読み上げてくれる。当然、メッセージを口頭で話せば認識してくれて、音声だけで返信することも可能。やはり利便性だけではなく、カープレイ(Car Play)は安全性も高めてくれます。

ただしカープレイ(Car Play)はiPhone5以降に搭載された機能らしく、それ以前の少し古いiPhoneには対応してない模様。具体的な時期を言うと、2012年9月以前にiPhoneを購入した方は多分カープレイを使えません


日本のアイフォン普及率は約40%

このiPhoneのカープレイ(Car Play)対応のカーナビは、主にアメリカやヨーロッパで普及しているそう。

http://www.kantarworldpanel.com/global/smartphone-os-market-share/
例えば、アメリカでのアイフォン(iOS)普及率を見てみると、2015年9月現在で29.2%。約3割。市場の大きさも考慮すると、アイフォンはかなり人気と言えます。オバマ大統領が使っているというウワサのBlackBerryの普及率はわずか0.3%。風前の灯(´;ω;`)ブワッ

一方、日本のアイフォン(iOS)普及率は38.3%。アメリカを超えて4割近い数字。

意外に普及率が低いと感じる人もいそうですが、あくまでiOSはApple一社のみ。AndroidというOSはGalaxyやXperia、Arrowsなど、色んなスマートフォンが含まれた数字。最近はMVNOとかっていう格安スマホも普及してますので、それらを全て合算しても6割程度。

つまり、なんだかんだ「日本はiPhoneがめちゃめちゃ売れてる国」と言えます。じゃあ、そんな日本にいつ「Apple Car Play」に対応したカーナビが発売されたかというと、わずか昨年の2014年10月頃。ようやくカロッツェリア (carrozzeria)から発売されたカタチ。

もちろんこの一年で「Apple Car Play」に対応したカーナビの種類は増えてはいるんでしょうが、さすがにiPhoneがこれだけ普及してる国でこの遅さは考えもの。全種対応してるぐらいで良い。

iPhoneに限らず、最近のスマートフォンは機能が盛り沢山ですから、きっとカープレイの存在を知らない人も多そうですから、いざ存在を知って試そうにもカーナビ側が対応してないのでは元も子もないですからね。

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