ダイハツ・タントが12月14日に初マイナーチェンジ。リアアンダーミラーが標準装備になるなどしましたが、基本的にエンジン周りでは変化なし。主に今回のマイナーチェンジでは内装色を一新するなど、エクステリアや見た目の変化がメイン。
特にタントカスタムは大型エアロバンパーを採用するなど、見た目のゴリゴリ感が増しました。でも何故だか不思議と既視感が…ってコレ完全に三菱自動車のダイナミックシールドじゃね?(笑)
三菱自動車といえば、アウトランダーPHEVで人気に火がついた「ダイナミックシールド」というフロントマスク。ヘッドライトとフォグランプ周辺をグリルから繋げた一体感のあるデザイン。
コチラが先々月10月頃に大幅改良された三菱自動車・eKカスタム。
本家の三菱自動車をですら、ダイナミックシールドを導入したのは最近なのに、それを露骨に後追いするかのように取り込んでしまうダイハツの商魂たくましさったらない。現行タントがフルモデルチェンジしてホンダ・N-BOXに近づけた時もそうでしたが、ダイハツの流行りに対する敏感さは女子大生以上!
…みたいな感じでタントのマイチェンをディスろうと思ったんですが、冷静に考えてみるとムーヴカスタムのフロントマスクが既にダイナミックシールド風。
三菱アウトランダーPHEVがマイナーチェンジしたのが、今年2015年5月か6月頃。画像のムーヴカスタムが登場したのが、昨年2014年の今頃。むしろ時期的なことを考えると、実は三菱自動車のダイナミックシールドがパクったようなカタチ。さすがにパクったは言いすぎですが、ちょっと意外な結果でした(笑)
便宜上「ダイナミックシールド」という表現を使いますが、このデザインはおそらく他の自動車メーカーさんや車種にも波及しそうな印象。しっかり存在感があって、デザインとしてのまとまり感もある。それでいて丸みを帯びた車体でも作れる「角ばった感」を演出できるのが素敵。
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