ベストカー1月10日号 |
そして、このマイナーチェンジでヴィッツもとうとうハイブリッド化されるというウワサがッ!?
アクアと同じ1.5L+モーターのTHSⅡ
このヴィッツハイブリッドですが、基本的にはアクアのパワーユニット「THSⅡ」と同じ内容。1.5Lエンジンにモーターを組み合わさって、システム出力が140馬力超になるらしい。ただヴィッツハイブリッドのカタログ燃費はアクアを超えてリッター38km前後になるかもとのこと。車体の軽量化やエンジンの改良などで対応してくるんでしょうか?気になる価格はアクアとほぼ同じ170万円台に抑えてくるらしく、デザインの好みはあれヴィッツハイブリッドがアクアの牙城を崩す可能性も高そう。
ちなみにヴィッツは海外では「ヤリス」という名前が販売されていて、そのヤリスは既にハイブリッド化済み。つまり現状いつでもヴィッツハイブリッドを販売すること自体は可能。ただ為替相場の問題もありますが、日本円だとヤリスハイブリッドの価格は200万円ぐらいはした記憶ですが果たして…。
そして、ここで思い出されるのがオーリスの存在。
ニューモデルマガジンX12月号 |
こういった情報を勘案すると、2016年も更に本腰を入れてハイブリッド車の投入に邁進しようとするトヨタの姿勢も垣間見られるので、ヴィッツがハイブリッド化される可能性も自然と高まります。
ちなみにオーリスハイブリッドはトヨペット店で販売を予定しているらしく、もしかすると同じくネッツ店で販売してるヴィッツも、ハイブリッドモデルだけはトヨペット店で販売される可能性があります。
【注意】
ただベストカー1月26日号では「ヴィッツのマイナーチェンジは2017年」と説明もなく変更されてます。中日新聞には「消費税が増税される2017年4月前後」と書かれてたり、ヴィッツのHV化のタイミングが若干ズレる可能性も高そう。
ヴィッツハイブリッドとアクアの違いは?
そこで気になるのが、ヴィッツハイブリッドとアクアの住み分け。何故なら、どちらも同じコンパクトカー。見た目の違いはさておき、アクアとヴィッツの基本的な違いは「ハイブリッドか非ハイブリッドか」だけだったと言っても良いはず。この疑問に対して、ベストカーさんは「アクアとの棲み分けが微妙なところだが、ヴィッツのほうが室内空間が広く、ユーザーの選択肢が増えることとなる」と答えてくれてます。
そこで両者の車体サイズを見比べてみると、ヴィッツが3885×1695×1500mm(全長×全幅×全高)。アクアが4030×1695×1490mm(全長×全幅×全高)。アクアの方がややデカめ。
肝心の室内空間を見比べてみると、ヴィッツが1920×1390×1250mm(室内長×室内幅×室内高)、アクアが2015×1395×1175mm(室内長×室内幅×室内高)。え?カタログの寸法だけ見ると、どちらも大差はありません。
もちろんアクアはバッテリーやモーターを搭載してるので、実際に使ってる分にはヴィッツの方が室内空間が広いように感じるのかも知れません。でも結局ヴィッツもハイブリッド化しちゃえば、アクアと同じように室内スペース的なメリットは無くなってしまう気がします。
果たして、トヨタ的にはヴィッツハイブリッドとアクアの住み分けをどう行っていくのか興味が湧くところです。中日新聞では「新型ヴィッツのライバルは軽自動車」という見出しが踊るなどやや迷走感も否めません。
ちなみに【車種比較】ヴィッツハイブリッド vs アクアなどもご参照ください。
ヴィッツのフルモデルチェンジは2020年前後?
ちなみに「ヴィッツのフルモデルチェンジは2017年後半」とベストカーの記事では書かれてありましたが、次号1月26日号では「ヴィッツのフルモデルチェンジは2020年頃」とやはりシレッと訂正されてました。おそらくフルモデルチェンジとビッグマイナーチェンジの時期を混同したのかも(笑)
ニューモデルマガジンX2月号では「ヴィッツのフルモデルチェンジは2019年初夏」と書かれてるなど確定情報はどうやらないっぽいですが、どのみちヴィッツのフルモデルチェンジの時期はかなり先の話になりそう。
現行ヴィッツは2010年12月に登場したので、モデルサイクルとしては約10年。今後もこのペースでモデルチェンジするかは疑問が残りますが、おそらくコンパクトカー用のTNGAの開発に時間がかかってるのかも知れません。
ちなみに新型車情報サイト「カーギーク」の【最新情報】新型ヴィッツ フルモデルチェンジまとめや【最新情報】新型アクア フルモデルチェンジまとめ、【ホンダ】新型フィット フルモデルチェンジ最新情報なども参照してください。
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