先月6月の新車販売台数が発表。軽自動車の場合、タントが2万台超えを再び達成。上位10車種の内、9車種は1万台超えするなど、徐々に消費税増税の影響は弱まりつつありそう。
そこで気になるのが、先月に発売された軽オープンカー・コペンの売れ行き。
さすがにランキングには載ってないものの、ダイハツの項目を見ると1067台。先月後半に発売されたことを考慮すると、なかなか健闘してると言えそう。ただ発表から発売まで半年以上あったので、何とも言えないのも事実ですが。
ちなみにスズキ・ジムニーは1283台で、14位。トヨタのピクシスより上。ジムニー、ヤベー。フルモデルチェンジから一体何年経ってんだよ。ダイハツとしてはコペンを、このジムニーのように長く息が続くモデルにしたい所のはず。
メーカーで比較すると、ダイハツとスズキが先月に続きほぼ拮抗。スズキはハスラーの生産台数を伸ばせないのが痛いか。2トーンカラーなど手間がかかるのか、スズキが増産体制を整えた成果は目に見えて現れてはいない。ハスラーの納車待ちさん、どんまいっす。
2014年6月、普通車新車販売ランキング
http://www.jada.or.jp/contents/data/ranking.html普通車の新車販売ランキングでは、フィットが首位をアクアに明け渡す。しかも結構な差が付いてる感じ。フィットはガソリン車も含んでるので、やや物足りない。
プリウスも1万台未満が最近目立ったが、なんとか1.3万台を確保。そろそろフルモデルチェンジの噂もあるので、値引き的なことも結構期待できるのか。
全体を見ると、とにかくコンパクトSUV・ヴェゼルと、ハイブリッドミニバン・ヴォクシーが堅調。ハイブリッド車の代名詞だったプリウスが落ち込んでるとは言え、やはりハイブリッド車そのものは人気。そこへ更に「付加価値」を追加させたモデルがウケてる印象。
なかなか首位を維持できないフィットを抱えるホンダとしたら、早くフィットシャトルやフリードに、新しいハイブリッドエンジンを追加したい所。
2014年上半期、普通車新車販売ランキング
http://response.jp/article/2014/07/04/226938.htmlフィットが上半期でも、惜しくもアクアに負ける。果たしてフィットにガソリン車を残しておくのが、賢明な選択なのかどうか。ホンダとしては、根本的なブランド力をどうこうしなければいけないのかも。
日産・ノートも少し息切れ気味か。
何故かカローラが伸びてる不思議。フルモデルチェンジは2012年だよな~と思ったら、ハイブリッドモデルが追加されたのが2013年8月だった。つまり今頃はカローラを買い控えしてた人が目立ったと予想。
普通車は消費増税の影響がまだまだ色濃く残るが、来年10月には消費税10%の大増税が待ってるので、その付近で再び駆け込み需要が発生するはず。だから本当の地獄は2015年以降((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
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