トヨタ自動車は6月25日、セダンタイプの新型燃料電池車(FCV)のエクステリアデザインを公開した。この新型FCVは2014年度中に販売が開始される(中略)、価格は700万円程度を予定している。トヨタが本格的に力を入れてる燃料電池車を今年中に発売するらしい。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140625_654960.html
価格はナント700万円。実はホンダも燃料電池車に力を入れていて、同じく価格が700万円ぐらいに設定。でも、その価格でも普及を最優先させて利益度外視ってことらしい。
ただ、それでも普及するのは難しい理由は、やっぱりアレ。
ガソリンスタンドですら減少傾向の供給源
結局、燃料電池車然り、電気自動車然り、燃料を供給する『インフラ』がまともに整備されてないことに尽きる。手垢に塗れすぎて、また耳にタコができるぐらい言われてることですが、ガソリンスタンドですら減少傾向なのに、どうやってこれから水素や電気の燃料を供給する場所を増やすの?って話。
だから非ガソリン車が普及する鍵は、新しい「燃料供給」の方法。これを考える必要がある。それにも関わらず、相変わらず旧態依然とした方法で推し進めようとしてるトヨタやホンダ。
例えば、コンビニで水素燃料を燃料を買えるようにするとか。水素を固形にしてポンと自動車に入れるだけで済めば、そんな仰々しいスタンドを作る必要はない。そういうアプローチの仕方がないと、絶対普及しない。
日産リーフも同じく採算度外視で、価格は200万円だか300万円ぐらいで買えるはず。しかもあんだけ広告を打ってるにも関わらず、3ヶ月に一度でも見かけたら奇跡に近い。だから、価格の問題でもない。それでも700万円だったら、個人には月数台でも売れたらいい方かも。
それだけ『ガソリンからの脱却』は困難。全部を根幹から変えるぐらいの、どでかい新しいアイデアをトヨタもホンダも考えて欲しい。
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