マツダは、今夏にも発売を予定している『新型 デミオ』に「スカイアクティブ テクノロジー」を採用した、1.5リッタークリーンディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 1.5」を新開発し、『新型 デミオ』に搭載すると発表。あと数ヶ月ほどで発売されるとウワサの新型デミオですが、やはり1.5Lディーゼルターボエンジンを搭載してくるそう。
http://autoc-one.jp/news/1795418/
ダウンサイジング化の時流に敢えて逆らってるのが、良い意味で楽しみ。
新型デミオ ディーゼルエンジンのスペック
直列4気筒1.5リッター 直噴ディーゼル排気量:1497cc
ボア×ストローク:76.0mm×82.5mm
圧縮比:14.8
最高出力:77kW(105PS)/4000rpm
最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1500-2500rpm
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140610_652590.html
新型デミオに搭載予定のディーゼルターボエンジンのスペックがこちら。
圧縮比が14.8とハンパない。最高出力は105馬力と、ホンダ・ヴェゼルの131馬力と比較すると落ちる。ただ回転域は低いので、実用性はむしろデミオの方が上っぽい。
トルクに至っては250Nm。ヴェゼルが155Nmだから、いかにトルクフルなエンジンかが分かる。さすがディーゼルターボエンジン。
まだ残念ながら、燃費は明らかになってない。いくらエンジンが進化したとは言え、排気量が大きくなること自体は不利になることは間違いない。その逆境を果たしてどこまで乗り越えて、現行のリッター25キロから伸ばしてくるか。
ただ少し前にマイナーチェンジをした、トヨタ・パッソのリッター27.6キロは超えてくる模様。パッソのエンジンは1000ccであることを考えると、それだけで相当良いエンジンだと分かる。
とは言えリッター30キロを超えるのは辛いと思う。でもリッター28キロ止まりではインパクトがやや薄い。「ハイブリッド車に対抗」する意味も込めると、リッター29キロ前後で収めてくるのではないかと予想。
あとは燃料タンクも常識的な容量に増やしてくれると尚良いですが、とにかくデミオはかなり驚異的な進化を成し遂げてくるんだと思う。おそらくデミオだけではなく、新しい『コンパクトSUV』への展開も期待できそうですから、今から待ち遠しくて仕方がない。
ちなみにヨーロッパで発売してる現行デミオのエンジンは、プジョー・シトロエンから供給されてた模様。だから今度は逆に、ホンダ・フィットやスズキ・スイフトなど他メーカーのコンパクトカーに、このディーゼルターボエンジンを供給しても面白いかも知れない。
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