2014年1月24日金曜日

新型コンパクトSUV「キャプチャー」が流行りそうな4つの理由

ルノー・ジャポンは、2013年秋に開催した東京モーターショー2013会場で初公開した新型コンパクトクロスオーバー「ルノー キャプチャー」を、2014年2月27日より発売すると発表した。
http://autoc-one.jp/renault/launch-1640302/
フランスのメーカー・ルノーが「キャプチャー(CAPTUR)」という新型コンパクトSUVを発売するそう。これが流行りのツボを押さえすぎ。大げさですが、その理由を考えたいと思う。


流行りの2トーンカラー

まず見た目がなかなか活かしてる。その主な理由が2トーンカラー。

最近だとスズキのハスラーの受注の多くは、その2トーンカラーだと言われてる。実際あのポップすぎるエクステリアとドンピシャ。またホンダのエヌボックスが昨年末にオプションとして用意してきたり、にわかに活気づいてるアクセサリー。

ただあくまで軽自動車の話。普通車・コンパクトカーでいち早く着手してきたのが、このキャプチャー(CAPTUR)ではなかろうか。ましてやコンパクトカーという車体サイズとも、2トーンカラーが合う。それをこのキャプチャーが教えてくれた印象。

タイヤのデザインも地味に素敵。スバルのXVもこんなタイヤだった気がする。

流行りのコンパクトSUV

最近はSUV試乗が活気づいてると思いますが、その中でも更にコンパクトなサイズのホンダ・ヴェゼルが人気。もっと言えば、軽自動車版SUVのハスラーも人気。

それに続いてきたルノー・キャプチャー(CAPTUR)。ある意味ライバルが少ない状態だから、タイミング的にバッチリ。売れる余地はたくさん残されてる。

1200cc直噴ターボエンジン

ちなみにキャプチャー(CAPTUR)のエンジンは1.2リッター。ホンダ・ヴェゼルの排気量は1.5リッターだからやや見劣りする…かとおもいきや、しっかり直噴ターボエンジン。パワー感で言うと、全然遜色が無い。むしろトルクはキャプチャーの方が上。

【最高出力】
キャプチャー…88kW/4900rpm
ヴェゼル………96kW/6,600rpm


【最大トルク】
キャプチャー…190N・m/2000rpm
ヴェゼル………155N・m/4,600rpm


ガソリンエンジン同士で比較してみると、こんな感じ。回転数が低いキャプチャーの方が、おそらく走行性能は上。SUVというジャンルを考えると魅力大。ヴェゼルもハイブリッドであれば、若干パワーは増す。



小排気量のターボエンジンは、ハイブリッドエンジンに代わる魅力的なエンジン。スバルのレヴォーグを見ても、これから日本車でもますます増えていくはず。

内装はポップ&高級

ヴェゼルの内装インテリアはやや高級感を狙った印象だった。またハスラーは見た目よろしく、ポップな内装だった。




 では、キャプチャーはどうかというとその中間的なデザイン。ポップさを残しつつ、それなりに高級感も湛えてる。結構絶妙なラインで、これはこれでアリ。

日産でもいずれキャプチャーを発売?

日産自動車と資本提携先の仏ルノーは生産と開発を一体運営する。別々に開発・生産している体制を見直し、両社の工場で相乗り生産できるようにする。(中略)合計で年間4000億円以上のコストを削減する。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD230E8_T20C14A1MM8000/?dg=1
ルノーと言えば、日産を子会社化してる。最近の記事ですが、今後は更に生産と開発を一本化していくそう。

既に日産にはジュークというコンパクトSUVが発売されてますが、あまり販売台数は奮ってない印象。個人的にすごく好きなエクステリアではありますが、もしかしたら売れ行きによってはキャプチャー(CAPTUR)に統合されたり、同じエンジンを積むようになる可能性もあったりするのかなーと。

少なくとも、日産が販売する車種が絞られて減っていきそうな雰囲気。

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