2014年1月21日火曜日

新型ノア ヴォクシーFMC、トヨタのハイブリッド(HV)化が止まらない


5ナンバーサイズで広々した室内空間が人気のMクラスミニバンである「トヨタ ヴォクシー 」と「トヨタ ノア 」が1月20日にフルモデルチェンジした。なお、「ヴォクシー」はネッツ店、「ノア」はトヨタカローラ店での販売となる。
http://autoc-one.jp/toyota/voxy/launch-1634042/
トヨタのNOAHとVOXYが待望のフルモデルチェンジ。画像はNOAHですが、クラウンチックな顔付きで下手したらVOXYよりカッコいいかも。

そして、なんといっても目玉は『ハイブリッド化』。カタログ燃費はなんとリッター23.8kmで、他のミニバンの追随を許さないほどの低燃費。

セレナなどと比較

例えば日産セレナのハイウェイスターというグレードはリッター16km。一応ハイブリッドは積んであるモデル。ホンダステップワゴンに至っては、リッター15km。

ハイブリッドエンジンはパワー感も増すので、多人数を乗せるミニバンタイプではかなり運転も楽になるはず。その点でもハイブリッドNOAH・VOXYは驚異。

ガソリン車も低燃費

そこでNOAHとVOXYのガソリンモデルを見てみると、リッター16km。それらの数値と全く変わらないか、それ以上。他社のミニバンは今頃戦々恐々ではないか。

特に日産セレナ。今までは「ミニバンで初のハイブリッド」を売りにしてたわけだが、そのウリ文句が通用しなくなる。むしろ、ここまで溝を開けられると日産ハイブリッドのショボさがかなり強調されてしまったカタチ。

86mmも低床化

新型はノア・ヴォクシーは室内空間もアップ。どうしてもハイブリッド化すると巨大な電池を設置するため、室内空間は狭くなりがち。それをフロントシート部分に設置することで、それを回避。むしろ室内空間をアップさせたらしい。

現行モデルより約9cmばかし乗り込み部分の床の高さを下げ、360mmにすることで小さいお子様でもラクラク乗り降りできるようになった。


 またその結果、室内高はおよそ140cmまで拡大。小学校5年生ぐらいの男の子であれば、結構ラクラク室内で着替えができるという驚異的な室内空間を確保。

他社のミニバンはヤヴァくね?と思わせるような、新型ノアとヴォクシーのフルモデルチェンジだと思った。

トヨタが持つハイブリッドの特許切れ(2016年問題)

昨年以前から続く相次ぐハイブリッドモデルの投入には、やはり理由がある。

それは2016年にトヨタが持ってる「ハイブリッドの特許が切れてしまう」から。俗に『2016年問題』と呼ばれてるそう。つまり2年後からは、トヨタのハイブリッド技術がホンダやマツダ、スズキなどの他メーカーが使うことが可能となる。

それに先んじて、どんどんハイブリッドモデルを導入することで、市場での地位を高めておこうってことだと思う。今後はポルテやスペイド・パッソなどのプチバンにもハイブリッドが搭載されていくはず。

ヴォクシー、新CMは瑛太



ちなみに新型ヴォクシーの新しいCMは、俳優の瑛太。反町隆史はクビになっちゃったんでせうか。とりあえず木村カエラちゃんとの共演を希望!

【スポンサーリンク】